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東北地方太平洋沖地震 安否情報

高12回 渡辺信夫さんから鈴木会長への手紙

2011/12/05 避難先より

皆様にはお変わりなくお過ごしの事と推察いたします。

震災、原発事故による避難から8ヶ月余、安否の連絡が遅れました事、申し訳なく思っております。

雪がチラついていた3/11、我が家は海から800m 第一原発から8.5km、家族、津波、家屋の被害はありませんでしたが、放射線による避難命令により、体育館、知人宅を経て、3/17に川崎市の昨年12月に無くなった次兄が住んでいた空き家に、家族12名で避難。その後それぞれ子ども達は避難先を変え、我々夫婦二人が残っていましたが、今般、いわき市四倉町に一戸建て借家が見つかり、この先、1年なのか2年なのか、あるいは10年なのか、わからないジレンマがありますが、当面こちらに落ち着くことにいたしました。

世の中、いつ何が起こるか分からない!!と認識はしていましたが、今回のような事態は、正に想定外、痛恨の極みです。

震災以降、2度帰宅しましたが、テレビでご覧の様に、周りは草ぼうぼう、家の中は、3/11のままで、なんとも侘びしく、情けない限りです。

親戚、隣組、友人知人が、九州〜北海道とバラバラになりもう二度と会えない方も居るのではないかと思います。

3/11以前の生活に戻りたい!!と強く思っていますが、二世帯住宅で孫達が出入りする状況や、隣組の人達、友人等との、時折の乾杯が出来なくなってしまったのは”無念”としか言いようがありません。

とても大切にしていたものを失いかけている感があります。

ささやかで、平穏な老後が、一気に吹き飛んでしまいそうです。

この先の事を考えると、どうしてもナーバスにならざるを得ませんが、深く考えないようにして毎日を過ごしたいと思います。

まぁ、根は楽天家ですからご心配には及びません。

家族を失い、家が流され、職場を無くし、精神的、経済的に困窮の方々を思えば泣き言は言えません。

今度の元旦は、四倉海岸で、初日の出に向かって、明るく良き年であるよう手を合わせ、新しい生活に向け元気を取り戻したいと思っています。

新しい転居先は、少し津波被害を受けたエリアですが、復興が感じられる所です。

近くにお出の節はぜひお立ち寄り下さい。


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鈴木会長の返信

渡辺信夫君

お手紙を拝見しました。

無事転居もされた由何よりです。

避難命令で着の身、着のまま富岡を後にし転々と移動を余儀なくされいわき市にたどり着くまでの様子がわかりました。また川崎を後にして少しでも富岡に近い場所にと決断されたお二人の語らいは如何ばかりだったのか・・・。  

大海原の水平線から上る太陽を見ながら柴犬を連れ朝の日課である散歩、打ち寄せる波の音、西あぶくまの頂きに朝の陽があたりその日は始まる。我々の故郷を返せ。自然の前に人間の力は無力である。

しかし人間の知恵で万力と共存していくしかない。双高の再興は可能だ。行政からの要請があれば郡山迄の会議に参加される。地域社会のためにぶれない論陣を張り誠実な生きざまを発揮されている。どうかこの先あの我が家で暮らせる日の来ることを祈ります。

12月31日午前9時00分〜10時55分までの1時間55分に渡りBSフジで「野球をあきらめない福島名門野球部の295日」と題して放送があります。母校校長によれば「一生ものです。同窓生に働きかけをし記憶にとどめていただきたい」とのことです。尚29日午前9時00分〜は特ダネでも放映されるそうです。大いに青春の思いに浸りたいと思います。その時後日談をしましょう。

東京栴檀会 安否情報 4/22更新

4月22日

早打ちマック(高木前幹事長命名)こと松本貞男元校長先生「東京栴檀会」監査委員長

 会津に無事です。

「猪苗代湖ズ」についてメンバーに教え子さんありでチームの福島県応援歌のバンドの紹介ありがとうございます。うれしいお便り有難うございます。 侍の香りがします。歌がほしかった。双高の音楽部結集し「第九」か、など悶々としていました。「原発難民」も校長先生らしい強烈なユーモアですね。 すぐ悪い癖ですが「東京栴檀会」のホームページに掲載をさせていただきます。 原発難民の心意気を世界に発信するとは世界もびっくりでしょう。強烈な新世代の幕開けを告げるメロデイーが聞けることに心がはやっています。4月17日誕生日の早朝、最大のプレゼントをありがとうございます。ご健康をお祈りいたします。(追伸:夕方6時40分ごろNHKで「猪苗代湖ズ」の放送を見ました。福島県、浜通り、中通り・会津を網羅した福島県応援団の画面を見ました。聞きました。今後とも世界に誇る県人「野口英世」の地元から思いのたけを発信してください。

鈴木 秀夫(12回)

3月31日

佐藤 章高(12回)さん 浪江支部長

 無事の連絡が28日夜入りました。津島から二本松男女共生センターを経て友人や、見ず知らずの人のお誘いなどを経て現在修善寺にいるとのことです。整然と話され、人の情けを感じながら今に至ることを話されました。学校の事、避難所であった同窓生の事、地域社会がどうなるかなども話される口調は人柄そのものでした。ロータリアンとしても交流の輪が広く、友を案じながらも皆が元気とのことでした。街中にあるご自宅も避難勧告で着の身、着のままでした。しかし店舗のカギはしてきましたが関係者に依頼し、店を見てきてもらったがやはりバーナでこじ開けられていたそうです。避難地ではプロの集団が悪さをしているそうです。警察に話してもらちが明かずだそうです。一次産品ばかりニュースになっているが商工会等の保全は急務とさとらされました。しばらくの間は下記にいますとのことです。

住所は伊豆市修善寺3260修善寺ハイツ201号 携帯090-4638-0115

奥様とお母様、長男ご夫婦、お子さん二人、長女ご夫妻(ご主人は高46回宮本政範さん)、次女ご夫妻(ご主人は高46回)皆さん御無事です良かったですね。またマヒナの歌を聴きたいところです。ロータリー越谷北クラブ35上の様子をお聞きしたいとの事。「終始一貫」「質実剛健」

鈴木 秀夫(12回)

3月28日

五十嵐一雄(高12回)さん 3月27日に面談

「全国から激励、感謝、勇敢な姿に感動。私はファンですとのメールまで届く」

 双高校庭よりヘリコプターで運ばれる高齢者、厚生病院入院者等の移送のため校長官舎そばにある公民館から徒歩で校門のほうへ向かう途中第一回目の爆発に遭遇しました。 近隣の人と助け合い学校に向かい、約20名の避難民とヘリコプターに同乗し自身の放射能の心配も顧みず無事目的地へ付き添われました。その後関係機関との連絡を取り、迎えのバスが到着するまでマスコミの応対など避難民の心情を推し量りながら迅速にされた。双高生、OB、関係者が「今一雄ちゃんがテレビで応対している」との連絡網で目視し元気な、逞しい姿に感動し目に熱いものを感じました。27日面談しました。熱く地域社会を語りこんな時こそ人間のありようが分かったと一段の逞しさを感じる男の姿に接したところです。元気です。しかし着のみ着のままで帰れないもどかしさも語り団結の大切さを訴えておりました。フレーフレー五十嵐。

鈴木 秀夫(12回)

3月27日

26日に確認いたしました、さいたまスーパーアリーナに双葉町から避難しております同窓生の一部ではございますが掲載いたします。

(敬称は略します。)

菊池 平五(昭23 併中1回) 末永 泰清(昭27 高4回)
末永(松田)幸子(昭27 高4回) 大杉(紺野)五津子(昭29 高6回)
八景 光男(昭29 高6回) 小川 兼太郎(昭32 高9回)
相楽 昌平(昭32 高9回) 半澤 文人(昭33 高10回)
渡部 正義(昭36 高13回) 伊藤 繁(昭36 高13回)
猪狩 圭二(昭36 高13回) 加村 英敬(昭36 高13回)
菊池 孝(昭36 高13回) 佐藤 孝一(昭36 高13回)
玉野 孝雄(昭36 高13回) 守家 規(昭36 高13回)
横堀 章(昭36 高13回) 居村(大浦)喜美代(昭36 高13回)
澤原(升田)祥子(昭36 高13回) 玉野(佐藤)典子(昭38 高15回)
泉田 健一(昭41 高18回) 北原 保洋(昭41 高18回)
吉田 俊秀(昭41 高18回) 坂本 仁一(昭41 高18回)
沢上 邦雄(昭42 高19回) 秋山 豊(昭44 高21回)
遠藤 克幸(昭44 高21回) 高野 泉(昭44 高21回)
富谷 隆(昭44 高21回) 林 正二(昭44 高21回)
西山(西山)幸子(昭44 高21回) 井澤 史朗(昭51 高28回)
西山 博之(昭53 高30回) 橋本 仁(昭54 高31回)
鎌田 博之(昭55 高32回) 平岩 邦弘(昭55 高32回)
伊澤(里見)節子(昭56 高33回) 山本(鈴木)幸子(昭56 高33回)
高橋 秀行(昭56 高33回) 山本 正人(昭56 高33回)
近藤(佐山)みき(昭56 高33回) 横山(西山)清人(昭57 高34回)
大杉 卓二(昭57 高34回) 鎌田 直人(昭57 高34回)
上田 善幸(昭57 高34回) 明間 光一(昭58 高35回)
菅本 高章(昭59 高36回) 大戸 貴弘(昭60 高37回)
相楽 比呂紀(昭62 高39回) 西内 芳徳(昭62 高39回)
坂下(玉野)尚美(昭62 高30回) 小川 貴永(平元 高41回)
鈴木(志賀)直之(平元 高41回) 井上 智成(平2 高42回)
田中 智宏(平2 高42回) 大浦 三千雄(平3 高43回)
相楽 貞徳(平3 高43回) 志賀 寿三(平3 高43回)
斎藤(玉野)雅美(平4 高44回) 高橋(藤田)春枝(平4 高44回)
澤上 朋広(平6 高46回) 玉野 卓也(平8 高48回)
加村 めぐみ(平8 高48回) 守家 歩(平16 高56回)
根本 由香(平17 高57回)

その他に高18回卒の、井出(矢内)桂子、高野一郎、横山茂夫、佐々木保彦、山田五郎、 広田(西原)絹枝、東(橘)美枝子の方々も無事でいらっしゃいます。

3月25日

12回A組双葉A.Kさん 東京親類に避難

3月22日

12回A組富岡W.Nさん 地方紙に不明者とのりましたが川崎の親類宅で元気

12回B組夜ノ森S.Kさん 原ノ町親戚に避難、双葉N.Yさん一家茨城親戚避難

富岡W.Aさん 郡山に避難、楢葉S.Kさん 福島に避難

3月20日

渋川 U.Yさん 2家族も親類に避難

7回生 Aさん実家請戸流失行方不明者あり、Mさんご実家流失不明者あり

3月19日

学校長が埼玉アリーナで以下6名の避難を確認しました。

1年1組A.Eさん

1年3組H.Mさん

2年1組K.Jさん、H.Tさん

2年3組T.Sさん

2年4組N.Mさん

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