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東北地方太平洋沖地震

安否情報

2013/05/14 双高募金報告(05月10日現在)

2012/12/27 双高募金報告(12月27日現在)

2012/09/23 宮口徳夫さん(高10回)の情報求む

2012/07/12 双高募金報告(07月10日現在)

2012/05/16 双高募金領収書について

2012/05/16 双高募金報告(05月14日現在)

2012/03/24 双高募金報告(03月24日現在)

2012/03/17 双高募金報告(03月15日現在)

2012/03/14 双高募金報告(03月13日現在)

2012/03/08 双高募金報告(03月06日現在)

2012/01/30 双高募金報告(01月29日現在)

2012/01/14 双高募金報告(01月14日現在)

2011/12/28 双高硬式野球部特集番組 放送のお知らせ

2011/12/27 双高募金報告(12月20日現在)最終報告

2011/12/15 双高募金報告(12月14日現在)

2011/12/09 被災地 故郷の川

2011/12/09 被災地 広野町と一時帰宅センター

2011/12/09 被災地 震災前後2枚の写真

2011/12/09 被災地 双葉町

2011/12/08 被災地 富岡駅と周辺

2011/12/07 被災地 久ノ浜

2011/12/07 被災地 双葉高等学校

2011/12/05 学校長からの礼状

2011/12/05 双高全校生の動き

2011/11/16 福島原発に関する大前研一氏らのレポート

2011/11/14 再び一時帰宅で浪江町に入る

2011/11/13 双高募金報告(11月11日現在)

2011/11/01 双高募金報告(10月31日現在)

2011/10/25 双高募金報告(10月22日現在)

2011/10/20 一時帰宅で浪江町に入る

2011/10/20 山ア校長先生からの重要報告

2011/10/01 「山ア校長が生徒に制服を」の思いに快諾。新入生募集、同窓生の確認

2011/09/25 毎日新聞が“避難中の双高生”を報道

2011/09/18 山ア校長からの重要なお知らせおよび新聞発行に関する決定事項

2011/09/18 双高募金報告(9月17日現在)

2011/08/28 双高募金報告(8月27日現在)

2011/08/23 双葉高校柔道部 文芸春秋9月号に掲載

2011/08/10 双高募金報告(8月10日現在)

2011/08/08 国連事務総長訪問

2011/08/03 避難地訪問・会津若松市 大熊町役場

2011/08/02 避難地訪問・福島県土湯温泉(南相馬/津島住民)

2011/07/30 双葉町長 井戸川克隆様より東京栴檀会に感謝状

2011/07/29 双高募金報告(7月27日現在)

2011/07/20 双高募金報告(7月17日現在)

2011/07/12 双高募金報告(7月9日現在)

2011/07/05 双高募金報告(6月30日現在)

2011/07/01 双高基金報告

2011/06/30 映画監督 佐藤武光氏の現地取材「原発のある町」第1〜5話

2011/06/26 避難地訪問・埼玉県杉戸町(富岡町民)

2011/06/18 「東京栴檀会災害基金」の贈呈決定

2011/06/14 映画監督 佐藤武光氏の現地取材「原発のある町」Vol.1〜8

2011/05/26 大井幹事長メッセージ「脱原発の意味」

2011/05/14 松本元校長メッセージ「立ち上がろう!!双葉高校」

2011/05/12 山ア校長「犠牲に遭われた先生に生徒と共に黙祷」

2011/05/09 本部小山会長メッセージ

2011/05/09 平成23年4月28日“郡山(川内・富岡町民避難所)”を訪問

2011/05/09 平成23年4月28日“ビッグパレットふくしま”を訪問

2011/05/07 いよいよ!!再興福島県立双葉高校の門出!

2011/05/07 平成23年4月27日福島県あづま総合体育館を訪問

2011/04/22 会長メッセージ

2011/04/16 福島県立双葉高等学校再興ののろし!!

2011/04/08 平成23年4月7日 加須市で双高生と語る

2011/04/08 (株)霞ヶ関東海倶楽部様より「東京栴檀会双高募金の授受」報告

2011/04/06 平成23年3月30日 原町区新田川から下高平を撮る

2011/04/04 安否確認と福島県立双葉高等学校復興双高募金のお願い

2011/04/03 北の大地で決断した双高新入生

2011/04/03 平成23年3月30日 南相馬小高区に入る

2011/04/02 平成23年3月30日 浪江町を撮る

2011/04/02 避難地訪問記 おじま・ふるさと交流館(浪江町民が多い)

2011/04/01 双葉高校 緊急連絡ホームページ・校長メッセージ

2011/03/26 「双高 緊急連絡ホームページ」

2011/03/25 「東京栴檀会は双高生と双葉町民と共にあり」

2011/03/22 「東北地方太平洋沖巨大地震」災害救援本部設置

2011/03/20 浜通り地区避難民受け入れ情報

2011/03/15 会長メッセージ

2011/03/15 公式情報へのリンク

双高募金報告(05月10日現在)

双高募金(05月10日現在)

震災から2年が過ぎましたが依然として先が見えない現状が続いております。母校も存続が危ぶまれております。

今回会員の皆様から募金にご協力をいただきました。有難うございました。

これからも母校のために息の長い支援をしていきましょう。

高4回 山岸(新野)八重子 様
高4回 井上(山田)範子 様

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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宮口徳夫さん(高10回)の情報求む

 あの大震災から1年半も過ぎお彼岸となりました。様々な苦難を強いられている中、親族・友人の御霊に御焼香をされている会員・会友の皆様に謹んで哀悼の言葉を申し上げます。

 さて、このたび警視庁荏原警察署管内の戸越公園入口の交番に高校10回卒業の宮口徳夫さんのポスターを見かけました。

 弟さんが平岡(宮口)幸夫君で12回学年幹事としてまた直近の双高存続の会の総合司会などをされて母校に対する並々ならぬ思いを持たれています。

ご本人は浪江町に住まわれ永く浪江町役場に奉職されました。地元同窓会にも深く貢献されていました。事件性の無い事例で警察の動きも家族の思うほどではなくチラシなども持ち込んでいるとのことです。どうか皆様のわずかな情報でもお寄せいただければ捜索のきっかけになるものと考えます。

東京栴檀会事務局または下記にお知らせいただければ幸いです。

以下は当時の様子を千葉県八千代警察に出された家族からの依頼書です。

公表 千葉県八千代警察署 平成24年4月7日第22号受理

宮口徳夫(みやぐちのりお) 当時72歳

【人相・特徴】

・身長:160cm  ・体格:中肉(体重55kgくらい)
・頭髪:白髪、頭頂部が薄い

【行方不明時の服装等】

・上着:不明  ・下衣:スラックス  ・履物:茶色スニーカー
・帽子:ゴルフ ・所持品:モスグリーン色のショルダーバッグ

【行方不明時の状況】

平成24年4月6日(金)午前9時ごろ、原発事故による避難先自宅から外出したまま行方不明となっています。
心当たりのある方は下記警察署もしくは最寄りの警察署にお知らせください。

【連絡先】

千葉県八千代警察署 生活安全課 電話番号047-486-0110(内線262)

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双高募金報告(12月27日現在)

銀座シネサロン代表  佐藤 洽子様

「イジメをなくそう」と活動している歌手の、夜の森あかね(榎戸 若子高17回)さん出演映画「笑顔が一番」(坂下 正尚監督)の収益の一部をご寄付いただきました。有難うございました。

また母校などでのビデオ利用の場合は利用可能としていただきました。重ねて御礼申し上げます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(07月10日現在)

双高募金(07月10日現在)

高11回 横山 譽雄 様

ご協力ありがとうございます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金領収書について

東京栴檀会会員のみなさまへ

 いつも同窓会活動にご協力をいただき有難うございます。双高震災募金も皆様のご支援によりまして、双高また双高生のためにつかわさせていただ いております。これからもご支援をよろしくお願いいたします。

 募金をされた皆様のなかには、税務署への申告のため領収証を必要とされる方がおられると思います。是非会計担当にお申し付けください。

3年間有効とのことですので、よろしくお願いいたします。

【お問い合わせ先】

会計担当 中澤 嘉樹 03(3900)9067

東京栴檀会 会長 鈴木 秀夫

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双高募金報告(05月14日現在)

双高募金(05月14日現在)

高10回商 松平 吉男 様

ご協力ありがとうございます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(03月24日現在)

双高募金(03月24日現在)

高7回 河野(居村)久平 様
高20回 相馬(永山)みな子 様

遠く北海道からの温かいご支援、心強く思います。何が何でも双葉高校の再生を応援して行きましょう。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(03月15日現在)

双高募金(03月15日現在)

高12回 佐々木金治郎 様
高27回 正木(木村)明美 様 双高同窓会北海道支部のものです。佐々木金治郎氏より呼びかけられました。(罪深い原発事故・・・。以前より安全だとは思っていませんでした。いつか何か起こるかも・・と思っていました。)「振え、双葉の健男児」と、心の中で歌っております。

募金をいただきまして有難うございます。北海道からのご支援心強く感じます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(03月13日現在)

遠く、双葉高校同窓会北海道支部(支部長 佐々木 金治郎様)から双高震災募金に、多くの会員の皆様から募金をいただきました。

心より感謝申し上げます。この尊い募金は、東京栴檀会で大切にお預かりさせていただきます。

双高募金(03月13日現在)

中19回 遠藤 泰造 様
高 3回 石井 芳美 様 高3回です。脱原発署名活動をやっています。少額ですが気持ちだけ送ります。頑張ってください。
高 3回 磯部 定成 様 高3回卒(三樹会)最後の砦としてがんばって
高 5回 一條 弘道 様 S28卒 双葉町出身 災害にメゲズ、県人としてお互いに頑張ろう。
高 5回 金子 民男 様
高 5回 仲井  勝 様
高11回 井手  武 様
高15回 木幡(星)洋夫 様
高23回 牛来 安孝 様 双高生の健闘を祈ります。

皆様のあたたかいご支援に深く感謝いたします。お身体を労わってお過ごしください。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(03月06日現在)

双高募金(03月06日現在)

高20回 桑原 義信 様

ご協力ありがとうございます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(01月29日現在)

双高募金(01月29日現在)

中22回 佐藤 充 様

ご協力ありがとうございます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(01月14日現在)

双高募金(01月14日現在)

高13回 根本 壯一 様
高20回 陶 繁雄 様

ご協力ありがとうございます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高硬式野球部特集番組 放送のお知らせ

会員・会友 各位

ビッグニュースが届きました。

「野球をあきらめない福島名門野球部の295日」とのタイトルでBSフジの1時間55分番組が組まれ放送されます。

日時2011年12月31日 午前9時00分〜10時55分

尚29日、同局の特ダネでも午前9時00〜の放送もありますとのことです。

同窓生にとっては一生ものになるので是非記録をされ今後の糧にしていきたいと思います。

また多くの同窓生・ご友人・知人にお知らせください。

東京栴檀会 会長 鈴木 秀夫

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双高募金報告(12月20日現在)最終報告

双高募金(12月14日現在)最終報告

 匿名で募金がございました。取扱局は郡山五百淵です。どなたかお心当たりの方がいらっしゃいましたら、栴檀会までお申し出ください。

有難い御心遣いに、深く感謝いたします。ぜひお名乗りくださいませ。

 同窓会会員のみなさまには、震災の日からこんにちまで、心静まる日はなかったとおもいます。そのようななかでも母校・双葉高校のために心温まるご支援を賜りまして有難うございました。

今日でひとまず募金の活動を終わらせていただきます。ご支援に深く感謝いたします。また、ちがうかたちで募金のお願いをすることもあるかと思 います。

そのときは、会員の皆様に再度ご協力をお願いいたします。

ただいままでの、ご支援の合計は

双高基金  47名  1,000,000円

双高募金 397名  4,591,278円

 計   444名  5,591,278円

基金・募金賛同者一覧表

これまでに

 双高支援金       1,000,000円

 支援図書カード(経費含む) 411,094円

を、双葉高校、また双高生徒に贈呈いたしました。

ありがとうございました。

これからも皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

東京栴檀会 会長  鈴木 秀夫

幹事長 大井 和彦

会計  中澤 嘉樹

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双高募金報告(12月14日現在)

双高募金(12月14日現在)

高26回 永田 和賀子 様
高36回 鈴木 さとみ 様

募金が継続されております。ありがとうございます。

12月11日付朝日新聞「声」欄に、浪江町から本宮市に避難している今野 秀則様(高18回 E)の投書が載っております。

生まれ故郷の、愛する町を地図から消さないよう町の検討委員会で、がんばっておられます。みんなで応援していきましょう。

師走です。みなさんご自愛ください。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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被災地 故郷の川(H22/11/10及びH23/11/17撮影)

 平成23年11月17日、高瀬川及びその周辺を撮ることができた。

 原子力発電所爆発からと言うよりは人間が去ってしまった川や田畑はどのように変わって行くのか。人間が去って、今まで僅か8ヶ月しか経っていない。

 ウクライナやベラルーシの住民はチェルノブイリ事故発生から今年で26年経ったが、今なお帰宅は許されていない。ここ福島原発から20km圏内の住民も同じようになるのであろうか?

 背丈ほど伸びた雑草そして数千匹の鮭の死骸に群がる野生化した猫や犬、そして空高く舞う鷹などは最近では余り見たことのない光景であった。

平成23年11月17日 ST生

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被災地 広野町と一時帰宅センター(H23/11/17撮影)

 国(原子力災害対策本部)は20km以内の警戒区域に「一時帰宅」と称し住民の入域を打ち出した。警戒区域に最近は5時間以内の一時立入が許されることになった。

 立入者は放射線物質汚染防止(?)に防護服、手袋、帽子及び線量測定器を受け取り一時帰宅が許される。当日は350世帯約1,000名が入域した。当ホームページにも既に体験者報告があるので詳細は省きます。

 広野町には東京電力広野火力発電所があり大きな煙突を見ながら津波と地震で破壊された海岸と住宅街を歩きました。写真は広野海岸と広野駅及び一時帰宅センター。

平成23年11月17日 ST生

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被災地 震災前後2枚の写真(請戸・幾世橋・高瀬地区)(H22/11/10及びH23/11/17撮影)

 写真(上)は3.11の4ヶ月前のものです。写真(下)は1年後の11/17に撮りました。撮影ポントは浪江町丈六公園山頂です。橋の奥が新築された請戸小学校です。

平成23年11月17日 ST生

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被災地 双葉町(H23/11/17撮影)

 「双葉町の惨状はひどいよ!」と聞かされていたので一日も早く記録を残したいと思っていた。

 町のほとんどは地震により半壊または全壊した。常磐線の陸橋も落ちた。原町から久ノ浜まで歩いたが大熊と双葉が地震による被害が一番大きいように感じた。

 何かが、原子力発電所のあるこの地を集中攻撃したように感じたのは私だけでしょうか。役場前に掲げた「原子力明るい未来のエネルギー」の14文字の真意を皆さんはどのように受け止めたでしょうか。

平成23年11月17日 ST生

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被災地 富岡駅と周辺(H23/11/17撮影)

 常磐線富岡駅の惨状は予想をはるかに超えていた。余りの変化に自分の目を疑ってしまいました。 駅舎は完全に流失し改札口のスチールパイプだけが残っていた。駅前から6号線へ向け、ほとんどの家屋は津波と地震で破壊されていた。

 富岡中学校及び小学校のグランドも撮ってみた。海岸から常磐線までの家屋は影すら見ることが出来ない。 プラットフォームに立つと波音が聞こえ、障害物がないため海岸線の防波堤やテトラポットがはっきりとみることが出来た。

ビッグパレットふくしま(郡山市)や杉戸町(埼玉県)で避難生活を送っていた町民を思い出し、ファインダーが涙で雲ってしまいました。

平成23年11月17日 ST生

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被災地 久ノ浜(H23/11/17撮影)

 3・11から7ヶ月後の10月10日、30km圏で鉄道の開通は嬉しい。

乗客は私一人、いわき駅発一番列車で久ノ浜へ入ったのは11月17日でした。

列車は久ノ浜駅行きでした。列車を降りた時は真っ暗で波の音を頼りに海へ向かった。

途中、真っ暗な中に肌で感じたのは家屋やビルであった。一階は波でうち抜かれ、周りには電線や木の枝に引っかかった着衣であった。

夜が明けてくる久ノ浜海岸はカメラマンには絶好の光景でした。

平成23年11月17日 ST生

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被災地 双葉高等学校(H23/11/17撮影)

 同窓生の皆さんお変わりありませんか。母校が、そして故郷が被災して8ヶ月となりました。

人間が住めなく(住まなく)なった所とはこの様に変わって行くのかと思わせる光景が随所に出てきました。

久ノ浜、広野、富岡、双葉、浪江、その他を写真で綴ってみたいと思います。

被災された方には失礼な場面が出てくるかとは思いますが特に悪意で撮ったわけではございません。悪しからずご了承下さい。

先ずは母校からスタート致します。

平成23年11月17日 ST生

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学校長からの礼状

謹啓 晩秋の候増増ご清祥のこととお喜び申しあげます。

 さて、この度の遠足に際しまして、東京栴檀会より会長様はじめ多くの方々が宿舎までおいでいただき、さらには数々のご配慮を賜り厚く御礼申し上げます。

元応援団の方々の指揮のもと、先輩と一緒に歌った双葉高校校歌は生徒の記憶にしっかりと刻み込まれたと思います。福島の地を離れた遠足で、思いもよらない先輩たちの温かいご支援は、生徒の勇気と誇りを与えたにい違いありません。少数精鋭の生徒ではありますが、これからの高校生活を意義あるものにしようと、勉学や部活動に意欲的に取り込むものと信じております。また未来の双葉を見つめ、考え、いつか双葉の復興に貢献することを願っております。

来年四月にサテライト校を集約することが県より発表されましたが、集約に伴う様々な課題もあります。今後ともご理解、ご指導を賜りますようお願い申し上げます。 厳しい冬も間近かです。皆様におかれましては、お体を大切にお暮しくださいますようお祈りいたします。

まずは書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

平成23年11月21日

福島県立双葉高等学校

校長 山ア 伊佐夫

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双高全校生の動き

会員・会友のみなさんへ

 平成24年11月17日に行われた全校生遠足の際 福島県立双葉高校全校生と山ア校長はじめ4校で指導されている教職員の皆様にお会いできました。

17日の行程が終了後、宿舎に到着した若さあふれる双高生は葵、福島南、あさか開成、いわきとそれぞれのサテライト高校別3・2・1年生と横並び100坪の会場を溢れんばかりに埋め尽くしました。

生徒会の司会により学校長の挨拶で始まり、多くの人々の励ましに感謝されました。また生徒に対しては高校生活を有意義なものとし、やがて双葉の復興に貢献されるよう願っているとの言葉を述べられました。

「東京栴檀会」からの全校生に対する激励の言葉と「図書カード」の贈呈が行われました。会場からは「オーッ」とどよめきの声が上がりました。

その後各サテライト代表等による学校生活の紹介で笑い、各校からの友情に感謝し・競い、葵の女子柔道の県大会優勝には万雷の拍手と、現在の双高の被害状況に呻き、学びの友が一堂に会した喜びが心から出ておりました。来春から、いわき明星で一堂に会することで更なる絆が出てくることを願うばかりです。

何としても存続を期し生徒諸君には双高卒業の夢を実現してもらうと心に誓った次第です。応募40名の確保とより良い環境を!と訴えながらご報告に及びます。

また双葉高校が県立高校として甲子園に初出場した時の応援団、相川菊彦、松本清冶両氏の真っ白く長い鉢巻き姿と中澤氏の太鼓で校歌斉唱をいたしました。

平成23年11月24日

東京栴檀会 会長 鈴木 秀夫

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福島原発に関する大前研一氏らのレポート

平成23年11月15日、福島原発に関する、大前研一氏らのレポートを入手しました。

資料はかなり膨大なものですが一見する価値があります。事故から8ヶ月経過しましたが、我が町に何が起こり、原因は何か、そして将来へ問題を提起しています。残念ながら、この報告書は、いまだ帰宅できない被災者を癒すものではない。

高13回卒 高木成幸

東日本大震災および福島第一原子力発電所事故に関するプレスリリース

「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」全186ページの報告書PDFファイル

「福島第一原子力発電所事故から何を学ぶか」約2時間の 解説映像(YouTube)

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再び一時帰宅で浪江町に入る

 11月9日(水)再び一時帰宅で、浪江町に入りました。今回は妹夫婦と一緒で、郡山市に一泊し、翌朝6時に妹夫婦の車で出発しました。集合場所は、前回10月16日と同じく南相馬市の馬事公苑でした。二回目の一時帰宅なので、故郷の様子をもっと見ておこうと思い、南相馬市小高区(旧小高町)を通って旧6号国道から浪江町に入りました。褌町といわれた小高区の長い駅通りの町並みは記憶のままでしたが、昔からあった旧い立派な土蔵の家が倒壊していました。西台地区から浪江町に入りましたが、途中、わが家のある福島市と浪江町を結ぶ福浪線には入らず、反対の幾代橋地区に向かい津波の来た最前線を見てきました。津波は請戸の町を壊滅させ、幾代橋の町内に入る直前まで瓦礫を運んで来ていたのを、以前インターネットで見ていましたが、その瓦礫は高く伸びた雑草に覆われてまったく見ることが出来ませんでした。所々に、流されてきた大きなコンテナとか船の上の部分が、たまに目に入るくらいでした。幾代橋の町並みを出て棚塩地区に延びる長い直線道路の両側は、かつて広大な田圃が広がっていましたが、直線道路の途中まで来ると、これまで請戸方面に見えていた松林は見当たらず、ただ荒涼とした原野のまっただ中にいるようで、漠然とした不安に襲われて引き返してしまいました。浪江町に戻る途中、父の墓のある相馬藩ゆかりの大聖寺に寄って墓地の状況を見てきました。倒壊している墓石もかなりありましたが、父の墓は上台の上の竿石が三分の一くらいはみ出しており、さらに大きな地震が来ればいまにも倒れそうな状態でした。花立て・水鉢も倒れていましたが、なぜか車から出て直す気持ちにはなれませんでした。あたり一面を覆い尽くした雑草と墓地の静けさに圧倒され、すぐにでもその場を離れたい気持ちに駆られたからです。勿論、妹夫婦と一緒だったのですが、恐ろしいほどの孤独感を感じ、死の世界にいるようで居たたまれなかったのです。あたりを漂う放射性物質が死に神のように感じられ、冥界にいるようでした。冥界といえばプルトニウムを思い起こしますが、「プルトニウムの語源」を検索していたら、次のような説明がありました。「プルトニウムがローマ神話の冥界を司る神の名を持つのは、偶然とは思えません。プルトニウムは、使い方次第で世界を滅ぼす力を持ち、管理に失敗すれば人類の命運は尽きてしまう。人類は地獄の守護神である閻魔を発見し、地上に持ち込んでしまったのです。魔力を持つ閻魔を地上で幽閉することは、人類に可能なのでしょうか。」

 わが家に向かって幾代橋から引き返し、信号機が点滅している浪江町に戻りましたが、前回同様、死の町という思いは拭いきれませんでした。たまにすれ違う一時帰宅の車以外、人っ子一人いないのですから。先ほどの福浪線は拡張工事の途中で、道路沿いには住人のいない新しい立派な家々が建っていましたが、この光景を全国の人々に直に見てほしいと思いました。バスでもチャーターして直接見に来ない限り、いくらテレビで見ていても、この憤り、悲しみ、悔しさを理解してもらうのは、たぶん困難だろうと思うからです。自然災害であれば、苦しいけれども悲しみを乗り越えて町の復興もあり得るだろうが、放射能災害では、放射能が収まるまでは復興したくても復興に取り掛かれず、さらに除染が一向に進まない現状では、20年かかるか30年かかるか、無責任に放置されているだけである。住み慣れた故郷を離れ、慣れない避難先で日々生活を送り、わが家をただ放置することしかできない町民の苦衷を、政府も東電もわが身の事として考えているのだろうか、不信感が募るだけである。

 馬事公苑に戻る途中、野生化した5、6頭の牛が道路脇で放射能に汚染された草を喰んでいましたが、八ヶ月も経ってようやく事故のあった原発敷地内の指定されたコースを辿る報道陣は、一見自由に見える野生化した牛と同じではないのか。コントロールされた情報ほど、国民を愚弄するものはありません。

大井和彦(東京栴檀会幹事長・高18)

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双高募金報告(11月11日現在)

双高募金(11月11日現在 敬称略)

高20回 大元 守 大元みゆき

11月9日付 朝日新聞朝刊「声」欄に 山田 五郎様(昭41年 高18回)の投書が掲載されました。お読みになられた方もおられると思います。避難を余儀なくされて いる方の、精神的な苦痛はいかばかりかと身を切られる思いです。避難されている同窓生の皆さんのせつない思いを共有して、支えあっていきたいとおもいます。皆様のご協 力をお願いいたします。

今朝から急に冷え込みはじめました。風邪など召さぬようにご注意ください。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(10月31日現在)

双高募金(10月31日現在 敬称略)

高8回 守岡 英二
高10回 川端紀美子
高14回 大原 文彦

寒さに向かいます。お身体を労わってお過ごしください。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(10月22日現在)

双高募金(10月22日現在 敬称略)

高10回 枝川 ユキ
高22回 大内 崇子
高28回 上田 恭子

同窓会会員のみなさま、息のながいご支援ありがとうございます。

来年度からは、分散されていた教室が一つになって、名目ともに新生双葉高校として、新たな出発を迎えます。さらに支援を続け ていきましょう。

寒さにむかいますので、お身体をいたわってお過ごしくださいませ。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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一時帰宅で浪江町に入る

 10月16日(日)一時帰宅で、浪江町のわが家に震災以来、初めて帰りました。15日に姉夫婦の避難している大玉村に一泊し、翌日、集合場所である南相馬市の馬事公苑に8時30分に着くため、姉の車に便乗して早朝6時前に出発しました。安達太良山を望む大玉村は、本宮市に隣接しており、田園風景は故郷の浪江町とそれほど違わず自然の豊かな所です。大玉村から阿武隈山脈を越えて馬事公苑に向かう途中の風景は、色づき始めた山々と黄金色の田んぼが広がっており、この中に目に見えぬ放射性物質が浮遊していると思うと悔しくてはらわたが煮えくり返る思いでした。山あいを抜けて飯舘村に入ると、道路に沿ってテレビで目にした田畑が眼前に広がってきました。行き交う車はあるものの、各家には人の気配はありませんでしたが、道路添いに一軒、老夫婦と思しき人が出入りする家がありました。この村が気に入り、退職後、都心からわざわざ移住した世帯もあると聞いていましたが、事故の責任を国も東電もどれほど認識しているのか、はなはだ疑問に思う。因みに津島には、仄聞するところによると、37世帯が都心から移り住んでいたそうです。避難民の苦しみを余所に、厚顔にも7,000億円の資金要請を国に求め、汚染者負担の原則も反古にしている東電に、国は法律によって救いの手を差し伸べた。すべてが、私たちの税金である。役員報酬7,200万円の東電会長と社長が、たとえ半額にしたところで何の痛痒も感じないであろう。気骨のある明治人であれば、責任を自覚して全財産を賠償に廻したことであろう。

 馬事公苑では、8時30分集合の一時帰宅者に対して、背中に「原子力安全基盤機構」と書いてあるジャンパーを着た係員から、立ち入りの手順の説明があり、免許証のような身分証明書を用意するように言われました。隣にいた中年のご夫婦が「自分の家に入るのに身分証明書が必要なのか」とつぶやいていましたが、一時帰宅者は、もちろん、あらかじめ身分を証明するものが必要であることは知っていたはずです。原発事故に対するやりきれない憤りが、この言葉に出ているのを強く感じました。支給された防護服を身につけ、線量計を受け取って浪江町に向かうと、道路は所々に亀裂が入っており、注意を促す赤い標識コーンが置かれてありました。民家は、棟木の部分の瓦屋根が落ちている家もありましたが、よほど古い家でない限り倒壊はしていませんでした。原発事故さえなければ、日常の生活はできるし、背丈ほども伸びた雑草が庭を覆い尽くすこともなかったであろう。20分程でわが家に到着しましたが、やはり庭には雑草が生いしげり、石灯籠は倒れ、大谷石の塀は玄関の入り口を除いて倒壊していました。家屋自体は外から見る限りは無事で、鍵を開けて中に入ると、本棚から本が飛び出して散乱はしていましたが、今からでも住める状態でした。ただ、舗装された道路の部分を除き、至るところが雑草に覆われているのを見ると、「死の町」という感慨は拭いきれませんでした。人が住まなければ、家も土地も荒れ放題になるのがよく解ります。4時間の帰宅時間でしたが、姉夫婦の車は2時間で持ち出した荷物で一杯になりましたので、集合場所である馬事公苑に戻りました。防護服を脱ぎ捨て、係員の大型の線量計で荷物や身体、靴の底がチェックされました。今回の立ち入りで私が受けた放射線量は、3マイクロシーベルトであると言われ、原子力災害対策本部と書かれた個人情報用紙に数字が記載され手渡されました。家の中の作業でさえも、2時間で3マイクロシーベルトの放射線量を浴びる家には、もう住むことは出来ません。目には見えず、色も形も臭いもない、自然界には無い放射性物質が、未だに原発から放出されているわが町には、もはや生きている間に戻ることはできないのだと悟りました。

国は、東電を救う法律を通過させましたが、東電に対して会社更生法を適用し、発送電分離を実現して脱原発を明確にすること以外、原発事故の収束はないと思う。原発建設の背後に冷戦時代の政治的、外交的思惑があったにせよ、国民が国・東電の責任に対して、断固とした決意を共有しない限り、地震国日本の安全はないと確信しています。科学技術立国であるわが国が、電力の地域独占と原子力村の利権に邪魔をされない限り、原発に代わる代替エネルギーを開発できないわけがありません。マスメディアも東電のポチ犬と化し、事故の責任追求もデータの情報公開も求めず、インターネットで流れている三号機が核爆発であった可能性すら報道をしていないが、公僕として、もっと代替エネルギー論議を持続し深める努力を惜しんではなるまい。最後に願うことは、わが国民のマイナス面である健忘症と根拠のない楽天主義に流されて、原発事故を風化させ、被災民を棄民扱いにして差別することだけはないようにしてほしい。原発事故の風化と被災民の棄民化が始まったとき、ささやかながら維持してきた日本人の誇りは霧消し、指導的立場にある人間の無責任体制が常態化し、日本が世界の孤児になることは避けられないことになるであろう。

大井和彦(東京栴檀会幹事長・高18)

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山ア校長先生からの重要報告

(1) 4校に分散している双高の授業を平成24年度から、いわき明星大学内で行う。(10月14日)

(2) 10月3日に各サテライトで後期の始業式を行いました。(10月4日)

(3) 「品川区と福島県双葉郡富岡町をつなぐ心のチャリティーイベント」での母校支援金の御礼。(10月4日)

福島県立双葉高等学校平成24年度入学定員1クラス40名。

学校長:「ホームページなどでの働きかけをして頂いたのに 力及ばずで残念です」とのことでした。

(1)については、10月17日の日経朝刊(38p)の記事に以下のように紹介されています。

― 間借り高校も生徒募集、福島県立の来年度要項 ―

福島県教育委員会は16日までに、県立高校の来年度募集要項を発表した。東電福島第一原発事故による避難区域にあり、現在は他の学校に間借りする「サテライト方式」で授業している学校を含めすべての高校で生徒を募集する。全日制高校の定員は1万6210人と今年度に比べ120人減少。サテライト方式をとる10校の定員は1160人から840人に減った。県教委は「子供の数の自然減少に加え、原発事故の影響もある」としている。県教委によると、9月1日時点でサテライト方式の10校に進学を希望する生徒数は412人。中には希望者数が1人の高校もあるが、県教委は生徒が戻った際に受け入れられるように定員を確保した」と説明。サテライト方式では一つの高校から生徒が複数の高校に分散しているが、来年度からは原則、一つの移転先に集約するとしている。

(2)(3)については学校長、水田計一郎PTA会長名で

度々生徒保護者にお力添えをいただきありがたく思っています。昨日各サテライトで後期の始業式を行いました。生徒たちの顔を見ると、双葉の復興に向かって前途洋々の集団だなと再確認したところです。特に新品の制服を身にまとった、1年生の笑顔が印象的でした。同時にこれまでのつらさが伝わって参ります。来年4月からはいわき明星大学の協力を得て、県内4地区に分散しているサテライト校を1つに集約することが公表されました。東京栴檀会のWebページなどで新入生募集の呼びかけをしていただきまして誠にありがとうございます。現在厳しい志願状況ですが、一人でも多く双葉高校に入学することを願っております。当分避難生活が続くと思いますが、生徒たちはそれぞれの進路目標を達成するために精進しています。今後共本校に対しまして、ご指導を賜りますようにお願いします。まずは略儀ながら書中をもちまして御礼かたがたご挨拶を申し上げます。

福島県立双葉高等学校

PTA会長 水田計一郎

校長 山ア伊佐夫

以上「品川区と福島県双葉郡富岡町をつなぐ心の…」の災害支援金27万8275円の領収書を添えていただきました。

1クラス40名も同窓生が本気で満たすようがんばりましょう・・・。

東京栴檀会会長 鈴木 秀夫

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「山ア校長が生徒に制服を」の思いに快諾。新入生募集、全国に避難している同窓生の確認

「東京栴檀会」会員の皆様、校友・本部同窓会・各支部の皆様

皆様お元気の事と思います。

表記の3点をお願いします。

(新入生応募者情報は10月できるだけ早く)

「我が学び舎・双高」を国の命令によって避難の道を強いられ早、半年も過ぎました。

ご家族の安否確認とその後の避難先での痛ましいお知らせなどが届いており哀悼の誠を捧げます。

また皆様の関係者の御支援も続く中、母校に対し引き続きのご支援感謝申し上げます。

先にご報告いたしました様に、双葉高校はいわき明星大学の空き教室を利用させて頂き、県内四校に分散しているサテライト方式を解消し、一堂に統合して授業を受けられるようになりました。学校長初め関係者のご努力に感謝いたします。

さて10月に入り各中学校の応募状況などが集計されます。現在の調査では双高を志望する者13名とのことです。様々な事情が重なっているとは思います。が 、皆様の親戚・知人 に対し双葉高等学校が一つになって大きなグランドやのびのびとした

環境で伝統に培われた校風を基に県立双葉高等学校卒業の 時を迎えるためのご支援をお願いします。今年入学の1年生にはいまだ制服もありません。2,3、年の生徒は着の身着のまま避難し、揃っておりません。この際学期の修了式、始業式に全校生が制服で登校出来るように応援することに賛同いたしました。

また各役員は10月20日をめどに統合される双高に 再転入される生徒、また磐城の人口が46万都市になっている現状から双高に転入したい人などのニュースをお伝え下さい。最後に全国に避難している同窓生の住所確認をお願いします。新聞の発送と新年懇親会にお招きするための準備にしたいと思います。

東京栴檀会会長 鈴木 秀夫

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毎日新聞が“避難中の双高生”を報道 平成23年9月24日

 福島第一原発事故から6ヶ月を過ぎた2011年9月13日付け毎日新聞で加須市に避難している書家、渡辺翠峰(すいほう)氏(高13回卒/双葉町出身)を取り上げた。

 渡部氏は“書”を天命と思い避難先で書道教室を再始動させた。渡部氏は当ホームページに甲骨文字で「栴檀」を書いて戴いています。ギャラリーをご覧ください。

平成23年9月24日 ST生

記事をクリックして頂きますと大きくなります。

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山ア校長からの重要なお知らせおよび新聞発行に関する決定事項

「東京栴檀会」会員の皆様、校友・本部同窓会・各支部の皆様

PTA,特別会員・交友の皆様にお願い

中秋の名月を迎えましたが、皆様はどんな月を眺めたことでしょう。母校の校庭から前田川上空に輝く満月の月を瞼に浮かべ青春のあの時を思い、また生徒諸君は友と共に通った通学路を思いながら今日の苦難を乗り越えるべく心に期しておられることと思います。秋の彼岸に、犠牲となられた同窓生、ご家族の御霊は、故郷の地に戻って来てくれることでしょう。

この時に当たって学校と同窓会にとってそれぞれの課題をのり超えるべくまず一歩前進する運びとなりました。おひとりおひとりの立場でご家族に目を配りながらできる情報を集め、来年の双高を志望する中学生をお誘いし、全国に避難している双高同窓生に双高新聞をお配りできるように避難先情報を「東京栴檀会」事務局にお寄せ頂くようお願いします。

1、福島県立双葉高等学校の校舎を 総合運動場もあるいわき明星大学内に置く。県内4校にあるサテライト方式をとき磐城で開講する。

2、「東京栴檀会」が本部同窓会より依頼された「双高新聞」の代行を行うことになりました。全国の同窓会の皆様に現住所確認のお願いを申し上げます。「東京栴檀会」事務局が代行いたします。なお発行費などは本部分として積み立を実費で賄います。

以上の2点緊急にお知らせ致します。

いよいよ今の1年生が卒業し90周年を迎え来新入生を迎えるにあたって双高の美点をありのままセールスしましょう。

平成23年9月16日

双高同窓会本部事務局 大田 英成(高24回)

「東京栴檀会」本部副会長・東京事務局代行 鈴木 秀夫

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双高募金報告(9月17日現在)

双高募金(9月17日現在 敬称略)

高9回 吉川 圭子
高10回 松本  仁
高12回 中村 民江 阿部 博見
高20回 山田  安
高23回 伏見 勝人
高45回 成田 洋介

震災から半年が過ぎましたが、原発の収束の道筋がまったくみられません。政治家は、政争に明け暮れているヒマはないとおもうのですが?

私たちは、息のながい募金活動を続けて行きましょう。

よろしくお願いいたします。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高募金報告(8月27日現在)

双高募金(8月27日現在 敬称略)

中21回 宗像  学
高5回 石黒 恭子
高8回 中野 智昭
高12回 山崎 幸子
高18回 小林  勝
高19回 西出ヒロミ
高22回 新川 博史 箭内 康夫
高29回 新田  充
高31回 八神由佳里

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双葉高校柔道部 文芸春秋9月号に掲載

山ア校長より「双葉高校柔道部」が文芸春秋に掲載されていますとの連絡がありました。

春には「東京栴檀会」が日本武道館にこぞって大応援を繰り出すことになっていました。双葉高校出身者であれば涙せずには読めません。

彼女たちのくやしさ、彼女たちを見守る山岡先生はこう語っている。

(記事文中)「今の1年生が3年になる時双葉高校は90周年を迎えるんです。私も双葉高校出身ですし、双葉の名を消したくない。先は見えないけれど、でも、やらないと」

在学生のいる母校をすこしでも応援することが共に大きな90周年を記すことになるのではないでしょうか?

ぜひご一読願います。

平成23年8月23日

東京栴檀会 会長 鈴木 秀夫

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双高募金報告(8月10日現在)

 8月9日付朝日新聞朝刊、「声」欄に昭和16年 中14回卒 石田 亨様の投書が掲載されました。お読みになられた方もいらっしゃると思います。「ホタルの飛び交う故郷を返せ」・・・・まさしく私たち同窓生や避難を余儀なくされている、ふるさとの皆さんが同じ思いではないかと存じます。

双高募金(8月10日現在 敬称略)

高3回 関根  功
高4回 常盤 文克
高5回 林  早苗
高6回 木幡 清隆
高7回 宮崎 正晴 荒川 純一 坂下 典彦 森  ミツ
高9回 平山千津子 松本 教子
高10回 鈴木 紘一
高11回 箱崎 昭康
高12回 佐藤 良成
高15回 木幡 忠憲 梶山 和秀
高16回 大内 孝夫
高18回 佐藤 弘信 田中 陽子
高19回 都筑 文子
高21回 林  栄重 小菅恵美子
高26回 木幡 義博
高27回 猪狩 憲二
高32回 渡辺 友二

 昭9 中7回 渡部 長綱様

 平成23年6月10日ご逝去されました。ご家族の方から募金の申し出がありました。有難くお受けするとともに、御冥福をお祈りいたします。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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国連事務総長訪問

「東京栴檀会」皆様、同窓生、会友の皆様へのお知らせ

8日に母校県立双葉高校(福島南高)校舎に国連事務総長が訪問し生徒との懇談があるとのことです。8日の番組を注意してみてください。

また同日アメリカ招待されている双高野球選手2年生3人がクリントン国務長官との面談が決定しているとのことです。

「東京栴檀会」会員の皆様、応援者の皆様この出来事などを口々に伝えられ来期以降双葉の応募者、また県内に戻られる様に、双高の存立に希望を持ちつづけていかれるようにお願いします。

平成23年8月6日

東京栴檀会 会長 鈴木 秀夫

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避難地訪問・会津若松市 大熊町役場 平成23年7月23日

「とにかく西へ」とは、東京電力が放射能を含む蒸気を外部に放出を始めた時に国から出された避難指示だ。行き先も示されず不安のまま移動を始めた住民は大熊町、双葉町を含む5町村5万有余名でした。戦争でもまた過去のいかなる震災でもこんな不条理なことは起こらなかった。

今回訪問する避難地は会津若松市に町役場を移し住民と連絡を取合っている大熊町役場だ。会津若松市第二庁舎((旧会津学鳳高))入ると直ぐに役場職員に出会った。町長へ面会求めるも休日のため不在。幸運にも出会ったのが双高OBの中野幸大氏(H10年/第50回卒)でした。親子3代双高卒業とのこと、東京栴檀会にも氏を知る同窓生は多いことでしょう。先ずは写真からご覧下さい。尚、訪問日時(7/23正午)の線量は0.09μ㏜でした。

平成23年7月23日 ST生

(画像をクリックして他の写真もご覧ください。スライドショーでご覧になることをお勧め致します)

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避難地訪問・福島県土湯温泉(南相馬/津島住民)平成23年7月22日

 土湯温泉は放射線量が低いリゾート地として知られている(土湯温泉支所談)。

 現在、福島市総合防災情報システムが設置され線量値を毎日TV画面にテロップとして流されている。訪問時(7/22/金)の線量(単位:μ㏜/時)は土湯温泉支所(0.19)、福島駅西口(0.96)、飯坂支所(1.35)大波出張所(2.29)であった。

 温泉街には南相馬市や浪江町津島から避難している幼児や生徒を多く見かけました。

 土湯温泉観光協会(会長渡部和裕・兼山水荘社長)は第一原発事故からの避難民へ布団1,000枚他を提供した。しかし観光客は激減し倒産ホテルも多く昔の面影はない。今後、仮設住宅が出来上がり、避難民が移動するとますますホテル街は寂しくなりそうだ。

平成23年7月22日 ST生

(画像をクリックして他の写真もご覧ください。スライドショーでご覧になることをお勧め致します)

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双葉町長 井戸川克隆様より東京栴檀会に感謝状

双葉町長からの礼状

拝啓 このたびは双葉町民に対しまして、ご厚情あふれるご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

 さて、3月11日の東日本大地震により、双葉町においても尊い命と財産を失い、さらに原子力発電所の事故により町民全員が避難生活を送る事を余儀なくされています。

 失意の中にあって、全国の皆様から励ましのお言葉や心温まるご支援、たくさんの物資などを賜り、かんげきのきわみであります。

 さらに、「東京栴檀会様」から双葉高校3回戦・白河球場へのご招待を賜り深く感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 皆様のお気持ちが町民全員の力強いエールとなり、温かい励ましとなっております。復興はまだまだ先行きが見えませんが、町民一同、1日も早く双葉町に帰ることを心の支えとしながら、頑張っております。

 どうぞ今後とも、ご支援や励ましのお言葉を賜れば幸いと存じます。このたびのご厚情に対し、参上して御礼を申しあげるべき所、誠に恐縮ですが、取り急ぎ書面をもちまして御礼に代えさせて頂きます。

 まことにありがとうございました。

敬具

平成23年7月吉日

「東京栴檀会」

鈴木秀夫様

双葉町長

井戸川 克隆

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双高募金報告(7月27日現在)

 高校野球2回戦は0−1の惜敗でした。結果は残念でしたが、選手の皆さんには大きな拍手を送りましょう。

双高募金(7月27日現在 敬称略)

中14回 黒木 隆房
中23回 佐藤 要助
高3回 山田 六男
高4回 鈴木 英一
高5回 三浦 俊一
高7回 田中 昭重 石井 好男 横田 信義
高8回 鈴木 陸郎 木幡 堯雄 吉田 信六 堀川  甫
高9回 佐藤 道雄 渡部 恭之
高12回 佐藤 宏秀 石川 文子
高13回 榎本 孝義 奥田 幸子 木幡美智子
高15回 佐久間輝雄 永井 忠雄
高16回 永山 武志
高18回 高野 正弘 桐山 智子 茂木 公子
高19回 西方 京子
高20回 横山 悦子
高22回 赤間 眞澄
高27回 田口 弘子 小林みさ江
高28回 松永 桂樹
高33回 渡辺ひとみ
高44回 波多野喜美枝

メッセージもいただいております。

昭45 高22回C 赤間(岩東)眞澄様

 7月15日 双高22回卒7名で、大宮で飲み会をしました。終始震災の話でしたが、有意義なひとときでした。無職の身になり気持ちだけ送らせていただきます。ご苦労様です。

 ありがとうございます。

皆様の尊いお気持ちは、必ず母校双葉に伝わることとおもいます。

これからもご支援を賜りますようお願い申しあげます。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

双高募金報告(7月17日現在)

 高校野球1回戦、見事な大勝でした。2回戦も期待しております。 募金も、皆さんのご協力で順調です。ありがとうございます。

双高募金(7月17日現在 敬称略)

中19回 豊田 年郎
高4回 松島 澄子
高5回 栗原隆一朗 渡辺 久一
高6回 前田 絢子 伊丹 友子 鈴木 雄二
高7回 常盤 和彦
高9回 佐々木光美 遠藤  王 亀田 芳宣
高10回 佐藤 和征 前田 美江
高11回 木村 正文
高13回 阿南 洋子 大倉 光菅 横田 宗一
高14回 阿部 悟美 大元 泰弘
高15回 濱本 和夫 多田 智子 深谷 三則 佐藤 利子
高16回 泉田 重則 安藤 義子 木幡 信彦
高17回 森川 和子 世木沢君子
高18回 鯨岡  実
高19回 岩沢和歌子 木村 俊秀
高20回 深谷 悦子 渡辺  光
高21回 鈴木 孝光
高22回 栗田きよみ 雨宮 恵子 坂本  豊 山内 孝文
高23回 川崎 順正
高24回 堀江東志子 秋山 綾子
高25回 谷亀由美子
高26回 小松真由美
高27回 高瀬 広子 田倉 裕子
高30回 松本  等
高31回 大和崎由美子
高35回 米田 雅彦
高45回 佐藤 弘幸

会員の皆様、募金にご協力有難うございます。 連日暑い日が続きます。熱中症に気をつけてお過ごしください。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

双高募金報告(7月9日現在)

 まだまだ募金が続いております。ご報告いたします。

双高募金(7月9日現在 敬称略)

中17回 冨沢 節雄
高2回 志賀 俊道
高3回 大井  章 馬場 信栄 松浦  壮
高4回 鈴木 道雄 氏家  充 平井  燦 二瓶 清次
高5回 佐川 睦夫 大和田喜男
高6回 神取 隆幸 江井 明子 黒田 正昭 荒木 和子 岩松比奈子
佐藤 京子 松本 末治 山田  繁 白根トシ子 渡辺 早苗
高7回 末永 正忠 松倉  收
高8回 木場 孝信 吉川 文子
高9回 植田 英夫 渡部 博綱
高10回 掃部関 伝 持田 憲治 持田 信子 田村 新吉
高11回 池田富士夫 佐川 フヂ 鈴木紀美子 石川末四郎 石塚 具為
高12回 志賀 章二 藤井 義信 鈴木 克巳 早川 正子 松田 義行
樋田 悦子
高13回 西山 忠熙 渡辺 和規 猪狩 正也 大原  廣 高木 成幸
原田 直之 箱崎 賢治 池下 貞子
高14回 庭野 節子 岩東 詔彦 渡 早智子
高15回 山田 光俊 富澤 延之 熊田 仁子 佐川 俊明 板橋恵美子
高16回 吉田 孝一 山崎 静子 太田テル子
高17回 佐久間尚子 遠藤  光 小原 新一 斎藤 啓三
高18回 石井 丈司 小野田峰雄 古内  光 竹重日江子 佐々木つや子
平  末子 関  千秋 武田千津子
高19回 高野 勝明 大清水善信 神田 良昭 松浦ゆり子
高20回 草野喜久男 渡部 信綱 佐藤 征夫 井田真理子 神田 幸子
高21回 原   健 木村 俊一 田中  敏 北郷 直文
高22回 岡本 普子 吉田 広子 大和田俊長 橋本 勝博 清水 岩夫
猪狩  拓
高24回 三浦 早苗 吉田元四郎 舘野 悦子
高25回 蔵本千恵子 小宮 厚子
高26回 大宮 久恵
高27回 勝俣 節子
高31回 志賀  泉 上村小夜子 出水 仁美
高34回 平松 裕子
高36回 猪熊 広美
高43回 杉谷扶美枝

 中17回 竹澤 二成様 死去されました。ご家族の方から募金の申し出がありました。

 105名 1,961,310円の募金がございました。皆様のご協力に深く感謝いたます。故郷、また母校・双高の復興には、まだまだ長い時間がかかります。

 これからもご協力を、よろしくお願いいたします。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

双高募金とともにメッセージが届いておりますので、御紹介いたします。

(昭15 中13回) 志賀 馨様

旧請戸村中浜が原籍です。現状に涙す。現浪江町請戸、双葉町中浜に一日も早い、原発の収束を祈るのみです。

(昭23 中22回) 菊地 剛様

何のお手伝いも出来ませんが、寸志をおおくりします。一日も早い復興を祈ります。

(昭28 高5回)  小塙(大武)信子様

お世話様です。個人的にいろいろやってますので、ほんの心ばかりで申し訳ございませんが、よろしくお願いをします。

(昭35 高12回E)早川(岡田)正子様

被災者の皆様の今のご苦労は、来年には花が咲き実になることを切に祈っています。

(昭43 高20回) 蘭(根本)香代子様

被災地には、親類や実家・同期生や竹馬の友がたくさんおり、多額の見舞金や洋服、食物類を援助しました。わずかの貯えも少なくなりましたもで、今  回はこの金額にしてご容赦下さい。双高の再建を祈っております。伝統と誇りは必ず復活すると信じています。

(昭48 高25回) 小宮(大和田)厚子様

7月28日フジテレビ「とくダネ!」午前8:00から双高野球部が放送されます。皆さんにお伝え下さい。(6月28日にも放送されました)。

(昭48 高25回) 安田(木田)厚子様

応援しています。

(昭50 高27回) 勝俣(畑中)節子様

少なくて申し訳ありません。両親同居始めまして、、、、。

心あたたまるメッセージ、有難うございます。皆で気持ちをひとつにして応援していきたいと思います。

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双高募金報告(6月30日現在)

 このたびの震災で、お身内の方にも被害に遭われ、心配な日々をお過ごしの事とおもいます。

一日も早い、原発事故の収束を願わずにはおれません。

そのような心落ち着かない中、「双高募金」にご賛同くださいまして有難うございます。「趣意書」と「振込用紙」をお送りさせていただきましたが、その前に募金をなさった会員の皆様には、たいへん失礼なこととなりました。心よりお詫び申しあげます。ご事情ご理解のうえ、お許しください。

また学年幹事の皆様には二重の要請となり、大変なご迷惑をおかけいたしました。かさねてお詫び申し上げます。


双高募金(6月30日現在 敬称略)

中12回 植田 松雄
中13回 志賀  馨
中14回 石田  亨
中15回 西  貫二 渡辺 栄一
中16回 坂本 孝夫 渡辺 寿克
中17回 半谷 貞辰
中18回 松本 英亮
中19回 今村 庄三 吉田 一恵
中20回 笠原 元一
中21回 渡辺 澄夫
中22回 馬場 信房 菊地  剛 笠原 善雄
高1回 竹内  輝 大森 敬允
高3回 大内 秀夫 太田長二郎 関根 重男 近藤 文夫
高4回 松本  亘 中野 義一 門馬  毅 後藤 弘一
高5回 大槻 春美 吉田 恒彦 吉田 紀輝 佐々木吉満 山田 玲子
稲毛 好郎 小塙 信子 太田 幸子
高6回 斎藤 仁也 相川 義一 片寄 洋一 猪狩 勝美 泉   巌
斉藤 治彦 今村健次郎 田口 栄哉 渡部 尚武 今泉 節子
高7回 岡田 功常 半谷 湧寿 山本 光政 千葉 仁也 村田 光章
根本  弘 高橋 恒子
高8回 真柄 道子
高9回 佐藤  勝 田中 佑幸 石橋  勲 田中 慶秋 渡部 良孝
西山 征夫 横山  詮
高10回 高野 襄二 鈴木 紘一 松枝  弘 岩淵 勝典 佐藤 光弘
鴫原 正子 菊地 知子
高11回 志賀  平 遠藤 徹雄 牧野順四郎 吉田 紘一
高12回 上田 善洋 西山 葉子 高橋あつ子 渡辺  甬 三品 ヒロ
富澤 常利
高13回 冨澤  誠 田中 洋子 藤永 耀子 柴  佶延 矢内 克明
澤井 陽子 松本 幸夫 仲山 雅博 奥村 繁雄 津田 征子
高14回 田中 泱子 市川  宏 相良喜久雄 佐々木公平 永躰 典男
原  弘子 鈴木 和子 根本 昭義
高15回 西内 尚郎 遠藤 久人 鹿又 和子 西山 ユウ 吉川千恵子
高16回 松本 繁則
高17回 江幡 紀子 掃部関幸夫 渡辺 和夫
高18回 高橋 芳子 沼田 静枝 宇佐見行夫 松丸 健二 磐城 義久
横田ミヨ子 小山田玲子
高19回 大村 和子 松本順四郎 森  康平 辻 ノリ子 道向 静男
青柳 せつ 鈴木 啓子 岩田 文子 志賀  隆
高20回 荒井りょう子 村上 祥二 蘭 香代子 大谷真智子
高21回 栗村 幸雄 半田まりえ 川崎  守
高22回 高橋キイ子 金野  勉 的場 利一 鈴木 廣男
高23回 猪狩 秀雄
高24回 小林 一美 鈴木智恵子 横田 幸夫 小倉志保子
高25回 長井 由明 安田 厚子 出浦たい子
高26回 吉田 範子 加藤 淳子 高橋 克典
高27回 井上 園子 大和田弘幸
高28回 大石美和子
高29回 秋葉恵美子
高31回 菅波  勉
高32回 平沢 富子
高33回 遠藤 正義
高34回 小渕 結実
高35回 大山 陽子

 新川 大様死去のため奥様が代理で募金をしてくださました。

 高26回卒東京双葉同窓会様 代表 加藤 淳子様

 待光庵様 相模原市南区相模大野3−13−1

これまで皆様が募金してくださました合計金額は、

  154件 1,846,570円(手数料を引いてあります)です。

 皆様のご協力に深く感謝いたします。有難うございました。

これからも息の長い支援を続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。

東京栴檀会 会計幹事 中澤 嘉樹

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双高基金報告

 3月に基金のお願いを始めた後、4月18日サテライト4校の協力校が決定し在校生の配置が判明致しました。

4校に分散された学校経営は厳しく、基金の方向も東北地方太平洋沖巨大地震被災者救援本部の3つの柱 [1]安否情報、[2]基金の設立、[3]支援情報、から同窓会ができる最善の支援は基金を母校の運営に役立てていただくことに致しました。

6月24日には夏の甲子園予選の発表もあり対戦も決まりました。校歌を知らない新入生が第一回戦に歌うため集まるバス代にも間に合ったことでしょう。23日に締め切られ24日にあさか開成高校内福島県立双葉高校にて山ア伊佐夫校長にお渡しして参りました。基金の際にはご親族のご支援など優先されるようにお願い致しました。早々とご支援をいただきありがとうございました。特に旧制中学21回の学年幹事幹松本格さんにはお骨折りをおかけしました。学年の結束のお手本を見せられ見習っていきます。ご協力いただきました多くの皆様に感謝申し上げます。

学校は1年生が卒業して90周年です。新生高63回を無事卒業し同窓生として迎えるべく引き続き双校募金活動にご協力をお願い致します。

平成23年6月28日

東京栴檀会会長 鈴木秀夫

役員一同


双高基金賛同者名簿

中21回 石川 一郎 松本  格 末永 光明 宮崎 正朔
高3回 井戸川 妙
高4回 渡邉 豊三
高5回 佐藤 英夫
高7回 松倉  收 高橋 恒子
高8回 鈴木  博 栃本 綾子
高9回 高島 勝明 佐藤三千雄
高11回 牛来 公正
高12回 鈴木 秀夫 松本 孝之 平岡 幸夫 豊嶋 信之 鈴木 昌子
木幡  實 松本 好章
高13回 冨澤  誠 佐藤 重男 深沢 静子
高14回 谷本多美子
高16回 原田 澄子 鈴木 葉子 竹沢キヨエ 熊  方通
高17回 今野 三雄
高18回 大井 和彦 牛来 和彦 広島 純子 松本 仁子 荒木 法夫
中澤 嘉樹
高19回 久保田則男 遠藤 九吉 葛西 安子
高25回 川又 正二 猪狩 安充
高26回 齋藤美代子
高31回 志賀  泉
高44回 藁谷  至

 東海大校友会様

 鈴木 實様 東京福島県人浜通り会 会長

 長浜タケ子様 双高13回に在籍

47名、1,000,000円になりました。ご協力ありがとうございました。


学校長からの礼状

拝啓

うっとうしい季節になりましたが、ますますご壮健でお過ごしのこととお喜びを申し上げます。

本日は生徒たちのために、東京栴檀会の皆様から高額の激励金を頂きましてありがとうございます。生徒達は厳しい教育環境でありながら、刻苦勉励し自分の進路実現を目指しております。このたびのご恵贈、お気持ち有難く心より感謝申し上げます。いまだ生徒たちは県内各地で避難生活が続いております。そのような中にあっても校訓「質実剛健」「終始一貫」のもと、全国高等学校総合体育大会にソフトテニス、陸上競技が出場を果たしました。さすが双葉高校生と感心しております。昨日夏の高校野球の対戦相手が決まりました。皆様の期待に応えるべく、野球部員、監督ともども心に期しております。現在夏の大会に向けて仕上げの練習に励んでいます。全員そろって活動できない状況ではありますが、各自精進を重ね大願を成就できますようにと日々念じております。酷暑の日が続きますが、くれぐれもご自愛ください。ありがとうございました。

平成23年6月24日

福島県立双葉高等学校長

山ア伊佐夫

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映画監督 佐藤武光氏の現地取材「原発のある町」第1〜5話

 双葉町からの避難者が3月30日に、さいたまスーパーアリーナから加須市旧騎西高校に移動し、現在までの2か月間をリポート全5話です。

第1話 原発のある町 双葉町民レベル8
第2話 原発のある町 避難所にも笑顔があった
第3話 原発のある町 移動、そして移動、また移動
第4話 原発のある町 天皇・皇后両陛下訪問 やすらぎ
第5話 原発のある町 避難所の生活は、続く

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避難地訪問・埼玉県杉戸町(富岡町民)平成23年6月21日

 福島第一原子力発電所事故から3ヶ月が経った。

 埼玉県杉戸町には富岡町住民が避難している。杉戸町役場職員から興味ある話を伺えた。

 そもそも富岡町と杉戸町の関係は平成18年頃にさかのぼる。杉戸町の高校生がテニス合宿で富岡町を訪れ、富岡町住民から受けた純朴な親切さに心を打たれ、その話が生徒を通じ家族へ、そして杉戸の町中に広まった。これがもとで平成22年11月に国内友好都市協定が両町間で締結されたそうだ。

 締結後わずか4ヶ月後に大惨事が起こった。地震・津波・原発でした。いち早く動いたのは杉戸町でした。3月17日に杉戸町職員は川内村へバス数台で走った。富岡町民のほとんどは原発の爆発を知らされず、着の身着のまま川内村へ避難していた。最初に川内と郡山から158名を杉戸町へ運んだのだ。その後、避難民は218名(3月21日現在)に至った。

現在、すぎとピアはじめエコ・スポいずみや公務員宿舎他近隣の幸手市や宮代町で避難生活をおくっている。

平成23年6月22日 ST生

(画像をクリックして他の写真もご覧ください。スライドショーでご覧になることをお勧め致します)

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「東京栴檀会災害基金」の贈呈決定

東京栴檀会会員皆様

福島県立双葉高等学校同窓会会員皆様

基金賛同者皆様

 6月23日迄入金の方は第1回贈呈分としてお届けいたします。

母校の運営資金の援助を目的とした基金も3月設立以来親族はじめ近親者等へのご援助の中、貴重な資金援助の申し出有難うございました。

さて5月9日に協力校4校に分散した生徒がそれぞれの避難所から移動し通学が始まりました。1学年から積み立てている修学旅行資金を崩し生徒に返済するなどしながらの再開です。

テニス部の全国大会出場決定や、昨年3段跳びで全国7位に入った石川君は3年生最後の全国大会出場を狙って双葉高校のユニフォームで頑張ってる。福島民報「あぶくま抄」で双葉高校が取り上げられました。読売新聞6月15日23面「学校と震災」で双高野球部が合同練習の記事。田中監督は「被災者であることや練習が少ないことをまける言い訳にさせない」との・・談話があります。

次回からは基金を改め募金として期間を11月までと計画しております。

今後ともお互いの出来る範囲で後輩のため…自分の活力のため頑張りましょう。

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

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映画監督 佐藤武光氏の現地取材「原発のある町」Vol.1〜8

【佐藤武光監督(高19回)のご紹介】

 高校一年時に、警察官であった親の関係で福島市から浪江町権現堂に転入し双葉高校に入学。2年時からは、親の転勤で、双高前に下宿し卒業。

在校中は、野球部に所属、(2年新人戦前で退部)同期には作山、若林、大田原(旧姓志賀)本間、吉田洋一、明治健、松崎各氏がいます。その後、日本大学文理学部哲学科を卒業。

【経歴】

東宝作品に助監督としてつき、その後、松竹、東映各社の助監督を経て、映画「楢山節考」カンヌ・グランプリ受賞 監督今村昌平氏に師事、受賞後第一作の映画「女衒」で監督補を務める。

他に恩地日出夫監督、渡辺佑介監督に師事する

1978年 松竹TV部作品「大空港」(主演鶴田浩二、田中邦衛)にて、監督昇進

その後の監督作品

松竹CX「裸の街シリーズ」(主演、古谷一行、田中邦衛)

関西テレビ「闇を斬れシリーズ」(天地茂、坂口良子)

ABC「ハングマンシリーズ」TUVWX(黒沢年男、名高、渡辺徹、山本陽子)

NHKドキュメンタリー

「岸、池田、佐藤、三人の宰相からの吉田書簡」

サンデープロジェクト(TV朝日)

香港返還記念特番、「サムライ達のアヘン戦争情報」

劇場映画プロデュース作品

「孔雀王」(三上博史、安田成美)

「蕨野行」(市原悦子、石橋蓮司)

「ゆずり葉」(ろう者、聴者によるコラボレーション映画、世界初)

横浜開港130年記念映画

「開港風雲録、ヤング・ジャパン」(安田成美、渡辺裕之、森重久弥)

現在

日本映画監督協会所属

日本映画学校講師

駒沢大学非常勤講師

Vol.1 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.2 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.3 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.4 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.5 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.6 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.7 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?
Vol.8 原発のある町 福島県双葉郡から3月12日突然人が消えた!?

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大井幹事長メッセージ「脱原発の意味」

 東日本大震災及び原発事故により被災された母校双葉高校同窓会会員の皆様そしてご家族の皆様、衷心よりお悔やみ申し上げます。小生浪江町の出身で、双高卒業後、現在神奈川に暮らしておりますが、災害時に高齢の母がドービル双葉に、姉夫婦が浪江町に暮らしておりました。原発事故により、母は会津若市の病院に避難入院、姉夫婦は一時神奈川に現在は郡山市に身を寄せております。小生の本籍も浪江町に置いたままで、いずれ豊かな自然の故郷に帰るつもりでした。今回ホームページに投稿しましたのは、新聞にもテレビにも取り上げられることのなかった重要な審議が参議院で行われていたからです。是非同窓会会員の皆様にご覧頂き、なぜ故郷を失う事になったのかを考えたいと思ったからです。

 審議内容は、「参議院インターネット審議中継」でご覧になれます。会議名は「行政監視委員会 2011年5月23日」(約3時間23分)です。参考人として当委員会に呼ばれた方は4名:小出裕章・京大原子炉実験所助教、後藤政志・芝浦工大非常勤講師、石橋克彦・神戸大名誉教授、孫正義・ソフトバンク社長です。

 審議中継を見終わったあと、胸の高鳴りと深い悲しみに襲われました。胸の高鳴りは、事実を知ることの重要さと、良心を持った人間の気高さに心を打たれたからです。深い悲しみは、政府もマスコミも重要な事は知らせず、わが故郷の人々の忍耐強さにもたれかかり、やがては棄民としてしまう権力のむごさです。唯一の救いは、参議院の行政監視委員会が一片の良識を持ち、主権在民を念頭に上記4名の参考人を招致したことでした。

 小出先生の「隠される原子力・核の真実」(創史社)と石橋先生の「大地動乱の時代」(岩波新書)は、小生の座右の書となりました。行政監視委員会のなかで、小出先生が引用したマハトマ・ガンジーのことばが強く印象に残っておりますので、僭越ながら最後に紹介しておきたいと思います。今の日本の姿を写す鏡となるはずです。

◎七つの社会的罪(Seven Social Sins) マハトマ・ガンジー(1869〜1948)

1.理念なき政治(Politics without Principles)

2.労働なき富(Wealth without Work)

3.良心なき快楽(Pleasure without Conscience)

4.人格なき学識(Knowledge without Character)

5.道徳なき商業(Commerce without Morality)

6.人間性なき科学(Science without Humanity)

7.献身なき宗教(Worship without Sacrifice)

大井和彦(東京栴檀会幹事長・高18)

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松本元校長メッセージ「立ち上がろう!!双葉高校」

 東日本大震災が起きて、早くも2ヶ月が経過しようとしています。地震と津波さらに原発事故・風評被害の四重苦により被災されました皆様にはお見舞い申し上げます。

 私自身も3.11の地震の翌日朝から現在に至るまで浪江町から着の身着のまま、未だ先の見えない避難民の一人でもあります。

 我が母校も創立90周年を目前にして未曾有の危機を迎えることになってしまいました。可哀想な生徒達と教職員の皆さんのことを考えると心が痛みます。在校生は元より、来年度の新入生の募集などいったいどうなるのだろうと考えますとネガティブな心境になってしまいます。

 3月中に自己責任で警戒区域の自宅に戻りパソコンを持ち出してきて東京栴檀会の皆さんによる支援のホームページを見て感激しました。早速、鈴木会長さんにもメールを送りました。

 また、こんな時に野球部の県内に残れた生徒達が夏の大会を目指して他校のグランドで練習を再開したニュースを視聴して涙しました。そしてたくさんのミュージシャンが、復興支援用に曲を発表しましたがその中で、福島県出身アーティスト4人で結成したバンド「猪苗代湖ズ」のチャリティーシングル「I love you & I need you ふくしま」には心打たれました。同曲は東日本大震災後、「故郷・福島への恩返し」のため、利益の全額を福島県災害対策本部に寄付するということです。4人のメンバーのうちの渡辺俊美君は私が母校に勤務していた昭和50年代の時の富岡町出身の生徒でした。まさに同窓生であります。

 さらには東京電力の現場で働く家族の安否が確認できていない作業員の皆さんの中にも多くの同窓生がおります。多くの人命を救うために、犠牲もいとわず職務をまっとうしている方々の心情を思うと、本当に心が痛みます。われわれも、恐怖や苦しみから逃げずに、闘い続ける人たちがいることを決して忘れるべきではないと思います。

 双葉郡、福島県の復興と母校の新たな出発を夢見て心から諦めないで頑張りましょう。

高18回 松本貞男(昭和54〜62 平成17〜19母校勤務)

2011/5/10

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山ア校長「犠牲に遭われた先生に生徒と共に黙祷」

福島県立双葉高等学校山ア校長がサテライト校で平成23年5月10日7時23分ごろNHKテレビで報道されました。

また生徒諸君に対して「みんなでこの苦難を乗り越えて、積極果敢に行動してほしい」と話されていました。画面は「一人陸上の練習をしている浪江出身の双葉高校生」が紹介されました。千葉を選択しようと滞在していましたがサテライト高校制度を知り山形に避難している親元から通学することに決心した。 「県立福島南にお世話になり双葉高校生として卒業したい」としてもくもくと練習している姿が映し出され何とも頼もしく感動のあまり涙してしまいました。

8時台に入り早速みなさんにお知らせしようと余韻に浸っていました。間もなく、山ア校長のいつもよりは弾んだような声が受話器の先から入りました。負けずに大きな声でおめでとうございます。ありがとうございますと叫びあいました。早速画面で見た校長先生の決意、亡くなられた同僚に対する配慮の姿など心中を思いながら「彼」に触れられました。石川君と言って昨年も全国大会で入賞し今年も嘱望されている。県大会、東北大会と進み全国大会に進むべく頑張っている。親の避難所の山形から1時間以上かけ通学し双高伝統の陸上競技部の灯を死守している話に感動いたしました。また校長はただ指導者は会津葵で・・と心配されているようすでした。学校緊急連絡ホームページでもお分かりのように今年は修学旅行も中止になり払い戻しの案内も出ております。

このような中で親の仕事が定まらない中、PTA会費の納入もままならないところもあり学校運営の御苦労もこれからさらに増してくるものと思われます。皆様ご自身、ご家族、のご心配の中ではありますが多くの同窓生、会友の皆様の浄財を広くお願いいたします。

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

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本部小山会長メッセージ

 この度の東日本大震災により、会員はじめ関係の皆様の中には犠牲になられた方も少なくないのではないかと心を痛めております。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。また、多かれ少なかれ罹災・被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 あれから早くも2か月が過ぎましたが、その間、東京栴檀会の鈴木会長さんには、緊急連絡ホームページの立ち上げや復興双高募金の募集など、迅速・的確な対応に対し、厚くお礼を申し上げます。

 学校は、地震・津波の被害は免れたものの、原発事故の10km圏内にあり、未だに立ち入り禁止となっております。生徒たちは、家族とともに避難している県内各地で、サテライト方式(県北地区:福島南高校、県南地区:あさか開成高校、会津地区:葵高校、いわき地区:磐城高校)により、5月9日から授業が実施されております。県外に避難している生徒は、希望校に転入・編入或いは通信教育などの方策がとられるようです。

 このような緊急異常事態の中で、校長先生はじめ先生方も、自ら被災避難民であるという厳しい状況の中で、いろいろな対応をしてくださっていることに対し、心から敬意と感謝を申し上げます。 また、人生の大事な時期であるにもかかわらず、辛い困難な選択を強いられている生徒たちに対しては、決してくじけることなく、故郷の復旧・復興を担う若い力として、最も価値ある体験ができるよう願っております。しかし、殆どの生徒は、家族ともども着の身着のままの避難生活者です。授業再開とは言っても、学用品一切鉛筆1本にも事欠く現状があります。一時帰宅が実現すれば、ある程度事態は緩和されるものと思いますが、まったく動きがとれない窮状を校長先生が訴えております。

 東京栴檀会を中心とする同窓会員皆様の心温まるご援助ご協力をお願い致します。

・菅首相は、「10年〜20年、地元の人々が住めないと考えているという私の推測だった。」と自らの発言を否定したが、本当は本音だったのではないか?

・25年経過後も半径30km地域が立ち入り禁止となっているチェルノブイリの事態評価と同じ史上最悪のレベル7、現在進行形は過去形をやがて凌ぐのではないか?

・4月7日に東電が発表した事故収拾まで、6〜9か月という工程表を信じてもいいのか?

 単なる期待や願望でなく、一日も早く全力で最善の結果を出してほしいと思っています。

 我々はただ、あの自然いっぱいの、思い出いっぱいの故郷を失いたくありません。

 早く、大好きな双葉に帰りたい一心なのです。

5月7日(土) 避難先 横浜にて

双葉高等学校同窓会 会長 小山恒雄

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平成23年4月28日“郡山(川内・富岡町民避難所)”を訪問

 川内村々民240名が避難する「ビックパレットふくしま」を慰問しました。4/28付福島民報には原田直之さんの慰問活動が報道されていた。4/26に加須市を4/27に二本松市東和支所・・・と連日アクテイブに活動されています。一方4/22に我々の故郷は危険区域に指定され立入が禁止されました。東京栴檀会会員のほぼ全員が直接的にも間接的にも被災者となった。鈴木秀夫会長及び大井和彦幹事長を軸に東京栴檀会は母校との連絡や募金活動に動いています。一人で出来ることは限られます。共に力を合わせこの災難に立ち向かいましょう。

平成23年5月7日 ST生

(画像をクリックして他の写真もご覧ください。スライドショーでご覧になることをお勧め致します)

写真は天然記念物のモリアオガエル
古河義仁様提供 ブログ:ほたるの独り言モリアオガエルの記事
避難場所のビックパレットふくしま(富岡町民と一緒に避難しています)
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平成23年4月28日“ビッグパレットふくしま”を訪問

 大半の避難民は富岡町と川内村からでした。その数は2,300人(3月下旬)。

 遠藤町長はじめ避難中の方々(富岡町)と話しができました。当パレット(イベント会場/コンベンション会場)の建築様式と大きさに私は驚きました。撮影の折に、“東京栴檀会ホームページを見ているよ!”及び“更新を楽しみにしているよ!”の言葉は嬉しかった。YouTubeもありますが、これからも慰問しながら撮って参りたいと思っています。

今日は震災後49日目でした。早朝、福島駅で法要と納骨に来福したご老夫婦と会いました。

命を落とされた方、その関係者や被災者の方々にお見舞いと心からお悔やみを申し上げます。

平成23年4月28日 ST生

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写真はビッグパレットに貼ってありました。吉田栄光氏撮影(高34回卒、現在福島県議員・自民党)
福島県議会議員吉田栄光(よしだえいこう)氏のホームページ

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いよいよ!!再興福島県立双葉高校の門出!

「東京栴檀会」会員、同窓生・校友の皆様 七十七夜の別れ霜もすぎました。

母校にとってもまだ困難もありましょうが此処までの皆様の献身と闘いが在校生の授業開始にこぎつける原動力の一助となったことは間違いありません。生徒はこの連休等に下記の要領に沿った協力校を下見に行きご親族と共に苦渋の選択をされました。 ご自身はじめ親族のお世話などご心労の日々を送られている皆様にお願い致します。

90周年を迎えるに当たり母校双高に新しい試練を与えております。忍びないところですが皆様の浄財を双高募金としてお願い致しております。また物品など(ただ今、学生服の申し出、磐城方面の生徒用部屋磐城駅裏、東京立川に女性3〜4人可能の部屋、(自炊立川〜新宿間約25分)都立高校他転入、編入などの御希望者に提供出来る等の申し出があります。学校当局と相談し生徒の要望等を確認しております。新入生から3年生までそれぞれに開始する未知の学生生活を少しでも元気づけできればとお願いしております。

安否情報

今夕19時00分からのNHKニュースで菅総理に双葉の加須避難所の住民懇談会で19回生I・S氏の直訴の場面がありました。磐城高校に9日の準備のため往復するのに、帰りは無料だが行きは有料とは?と血の通った行政を訴えておりました。19回生氏曰く「一体どうして避難所にいなければならないのか?いつ帰れるのか?先の事より明日どうなのか?を考えて行政が深刻な実態を現場からの声として反映をお願いした」と述べておりました。

双高募金本部としても在校生のために何らかの形で励ましたいものと願っています。会員・同窓生の皆様も現役の生徒諸君の門出を祝福するとともに、ご協力をお願いしご自身のご健康とご親族の安泰をお祈りいたします。

「終始一貫」「質実剛健」―やり抜く力をくれた母校は生きている!

平成23年5月4日

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

双高募金本部・役員・賛同者一同


            記

福島県立双葉高等学校緊急連絡ホームページ参照

5月9日開校予定

磐城 9:00〜10:40
福島南 13:30〜15:10
あさか開成 11:00〜12:40
10:00〜11:40

各校開始10分前集合

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平成23年4月27日福島県あづま総合体育館を訪問

 大半の避難民は浪江町からでした。その数は1200人。当体育館の収容人員は6千人と近代的な建物だ。生活は床に段ボールで間仕切りし、1区画に数名、数家族でした。ここには体育館の他、陸上競技場(2万人収容)、テニスコート・・・があり、あづま球場(最大6万人収容)はプロから高校野球まで対応できる球場です。この広大な一角は、現在“あづま総合運動公園”となっている。また、第50回国民体育大会(1995年)開催の場所でもある。

平成23年4月27日 ST生

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炊き出し風景(夕食)
遊ぶ子どもたち
あづま総合体育館

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会長メッセージ

在校生の皆様!!

協力校への手続きを終えられて、いよいよ出陣おめでとうございます。 皆様の勇気ある結論に共感のご挨拶を送ります。

いざたたかわん時至。奮え双葉の健だーんじ。 フレーふれー双葉、フレ、ふれ、双葉!!

ご父兄のみなさんと真剣に相談され出された結論に感謝申し上げます。在校生のみなさんが「世界中誰も体験したことのない時間」をたたかって生きて行くさまは同窓生にも勇気づけ人生の喜怒哀楽を共にしながら歩むことでしょう。18日12時現在のサテライト協力校の申し込み状況は学校の緊急ホームページにも出ておりますが下記のようになっています。

磐城高校 65名

あさか開成高校 56名

福島南高校 29名

葵高校(旧制会津女子中学校)33名

今日まで在校生の確認など避難所まで出向きながら安否の確認をされ仕組みの設立など陣頭指揮に当たられた校長先生はじめ教職員の努力に感謝申し上げます。協力校として双葉高校の生徒を受け入れていただいた各学校は勿論転入生として受け入れていただいた県内外の多くの協力高校に御礼のご挨拶を申し上げます。また福島県をはじめ全国の自治体様、県教育委員会の皆様に熱く御礼をを申し上げます。また原発避難にあわれた福島県立富岡高校、双葉翔陽高校、浪江高校、小高工業高校、小高商業高校の皆様に連帯のご挨拶を送らせていただきます。明日を見て共に生きていきましょう。

  「さあ 福島県立双葉高校の皆様」 若い在校生の諸君とともに立ち上がりましょう!! 旧制双葉中学初代校長、(長谷訥造旧制福島中学より赴任)「双葉は別だが」と先発組の思いやりに対する発奮を喚起すべく「やり抜く精神」を植え付けられた。校長は陰からじっとその生徒を見守り励まされた。昭和5年「競技部3年連続優勝、野球部大会にて優勝」を果たし、その強さに双葉はなぜ?と世の中の思いやりの様子が様変わりしたと教えられました。

   「終始一貫」「質実剛健」やり抜く力をくれた母校は生きている!

 母校の生徒の門出をじっと見守り、学校当局のご指導を信じ新しい双高にまい進する姿を共に見ようではありませんか!!

フレーフレー双葉、フレフレ双葉、いざたたかわん時至

 奮え双葉のケンダーンジ!!

  「東京栴檀会」双高募金 本部役員一同、友好団体、同窓生

平成23年4月19日

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

福島県立双葉高等学校再興ののろし!!

福島県立双葉高等学校校長「緊急ホームページ」に指針を述べる。

今まさに「双高」を選んだ在校生の決断に、ご家族が、親族が地域社会のみなさんが注目すべきスタートラインに立たされています。学校の当局と教職員のみなさんが総出で準備態勢に入って頂いていることに深甚なる敬意と感謝の念を持って見守っています。我々は今日まで原発に閉ざされていた中、故郷の想いを一目でもと写真の提供など行ってきました。昨日「うけど」の状況が時事通信をはじめ報道各社において21名のご遺体が発見される!の報に事実か・・愕然とし思わず合掌しながら涙にくれました。

今後は「東京栴檀会の写真掲載」なども国のルールに基づく方法で在校生の勇気の出るものなどの掲載をしていきます。在校生の諸君、皆さんと一緒に声高らかに校歌を歌う日を瞼に浮かべ4月18日までの結論に集中してください。社会に出てきっと今の集中が実を結びます。「10人以上の定員でみんなと一緒に」と思う方には全力で住環境を、一時転校される方はその場所で住環境などの御相談に乗れると思っています。まだ手続きをされていない新入生の諸君せっかく福島県立双葉高等学校を選ばれて世界にも前例のない災害に遭遇し、しかも再興を願って立ち上がった誰にもできない体験をしようとしています。我々同窓生は一丸となって将来ある君たちと共に立ち上がりたい。きっと地域社会の皆さんもこの大災害にも負けず入学され皆さんを迎える在校生、2年生・3年生も君たちの勇気を待っていることでしよう。我々はできることの全力を尽くながら母校の庭で待っています。

「東京栴檀会」双高募金本部、同窓生、東海大学校友会館様

平成23年4月16日

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

4月15日 時事通信の記事

平成23年4月7日 加須市で双高生と語る

 東京栴檀会は被災地同窓生の安否確認を行っている。一方、福島県は5日に双葉郡8町村を対象に支援センターを立ち上げた。今日8日は天皇皇后両陛下がお見舞いに加須市を訪問されている。

町民のほとんどは退避後2〜3日で戻れると思っていたようだ。今回の訪問取材を通じメディアが明らかにしていない混乱した町民の様子や経過が分かってきた。

地震発生⇒津波襲来⇒原発の水素爆発⇒10km圏内からの避難指示⇒町民避難⇒避難指示20km圏内に拡大⇒中通り方面避難・・・と繰り返して来た同窓生と話ができた。

東京栴檀会の皆さんへ「元気な姿を見て安心して頂きたい」とのメッセージを預かりました。先ずは写真をご覧ください。 

平成23年4月8日 ST生

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電話応対の双葉町役場職員 騎西高校の前で
待っていた渡部さん
双葉町のバス 元気な高13回卒生

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(株)霞ヶ関東海倶楽部様より「東京栴檀会双高募金の授受」報告

「東京栴檀会」緊急情報 (4月5日12時30分東大医科学研究所近くのコーヒーショップで)

感激の激励のご挨拶と「東京栴檀会双高募金の授受」のお知らせ

株式会社 霞ヶ関東海倶楽部 様

〒100-6035

東京都千代田区霞が関3−2−5霞が関ビル35階

TEL 03-3581-0121

FAX 03-3581-0129

 常務取締役 総支配人 篠原清様から「社長はじめ社員従業員一同が一日も早い復興を祈念申し上げます。」との伝言と「いつもお世話になっている双葉高等学校同窓会「東京栴檀会」様の被災に対しお見舞いし、併せてお亡くなりになられた方々に対し哀悼の言葉」が延べられました。

引き続き社員一同様からの募金をお届けいただきました。熱いものがこみあげてくる気持ちを感謝の言葉に表現するのにしばしの間をいただきながらお受けいたしました。いつも事務局の厳しい折衝にも寛容に対応されている渡辺さんから「自宅までとの話があり」当日になり当方の都合により変更に応じて下さいました。

毎年の新年総会でお世話になったうえ今回の東日本大震災の被災にいち早く行動にうつされ我々の活動に賛意を表されて双高募金までいただいたことにこたえ今年卒業され社会にすだった若人と、入学式はないが憧れの双高に合格し先輩と学びたい2,3年生の今後と、ご父兄・学校が再開に向け立ち上がるときわれわれも立ち上がりあの旗のもとに結集できる日を目指そう!

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平成23年3月30日 原町区新田川から下高平を撮る

 原町には平成23年3月30日 PM13時に到着しました。この地域は未だ水が引いていません。その上20〜30km圏のため放射能の怖れから人影もまばらです。捜索は難航し自衛隊のポンプによる排水が始まったばかりでした。昨年11月撮影の写真数枚を入れてその変貌ぶりを紹介します。今回の一連の撮影を通じ悲惨な現場を眺め、いたたまれない気持ちでいっぱいです。心からお見舞いを申し上げます。

平成23年4月6日 ST生

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国道5号線で止まった漁船 爆発炎上した東北電力相馬火力発電所
昨年11月撮影のひまわり畑 今回の撮影では送電タワーすら倒れ沼の中

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安否確認と福島県立双葉高等学校復興双高募金のお願い

「東京栴檀会会員」の皆様・全国の双高同窓生の皆様

 このたびの東日本大震災で被災に遭われ亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また多くの同窓生、新入生、在校生親族の方、学校長はじめ教職員の皆様、地域社会の方、相双地域の学校関係者はじめ復興に当たられている方々にお見舞いを申し上げます。

 私たちは、同窓会小山本部会長、学校長と連絡が取れました時点から今日まで全国の同窓会の連絡、特に安否の確認を行ってまいりました。原発立地の各自治体の本拠も決定し、また母校が県立喜多方高校に緊急連絡などに対応するために高等学校のホームページを立ち上げました。福島県立双葉高等学校の校長メセージが発せられました。生徒達の将来を考え避難先々にいる生徒に直接授業をとれる方法など検討中です。何としても福島県立双葉高等学校卒業生として世の中に送り出す決意を示されたものと熱い思いを感じました。「東京栴檀会は」各支部からの来賓参加を頂き新年総会を開きました。その後の役員会(2月26日)で5月ごろ新卒業生を交え旧制中学校の先輩もお招きして90周年の前祝いとして懇親会を決定し計画しておりました。今回の災害の実情にかんがみ6月の双葉ゴルフ会はじめ多くの行事も役員会において中止を決定いたしました。4月3日朝刊を見ると政府筋から「復興都市構想」などの構想が見えてきました。すでに同窓生にあっては流失した家屋とともに犠牲になられた親族や、避難所では耐えられない家族を、3家族も避難させてご苦労されています。原発がどうなっても安心して生活できる6つの高等学校・相双が復興都市の真っ先にであるべきでしょう。その日の為にも広く皆様の浄財を双高募金としてお願いしているところです。個人でも、グループでも栴檀会口座に「双高募金と記入」して頂き各支部各学年や、個人、グループも判明しやすいようにしてあります。同じ学校であう、その日のためにお互いに頑張りましょう。

平成23年4月3日

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

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北の大地で決断した双高新入生

=新合格生、道立千歳高校に編入手続きが完了=

 新聞社からの取材要請が入ったと、双葉同窓会北海道支部長の佐々木金次郎氏(高12回)から連絡がありました。詳細を母校校長にお尋ねし、しばらくして確かにうちの生徒だと確認できました。ご本人とご父兄のご決断と勇気に感動し佐々木君に連絡しました。偶然ながら佐々木支部長のお孫さんも千歳高校卒で北大にも毎年合格する有力校とのこと。お互い「双高生が現代のボーイズビーアンビシャスだなー、全校生が集団で寮生活ができて日本の将来ばかりでなく世界をリードできる人材の育成を図る絶好のチャンスではないか」そうだ、そして「双高ばかりでなく連帯を送っている「富岡、双葉翔陽、浪高、小高工、商高」のみなさんと大きな野望と開拓の精神で人材を育成し、故郷を起こすのはどうか?その時は金ちゃんが土地の確保は頼む」との会話をしました。校長の現況の教育委員会や双高生は関東方面都内など転校、編入等の手続きをする生徒もいるとのことです。新入生は編入の形で在籍し双葉が立ち上がったとき双高生として卒業できるとのことです。また高校生が点在しているためサテライト方式で授業を行う等も検討中とのことです。

 双高生諸君!皆さんは人々が誰も体験したことのない過酷な試練におかれています。しかし皆さんの将来は必ずや人類の規範となれる人生の一時です。長い将来はこの過酷な体験を語り皆さんの人生そのものが規範となっていきます.我々同窓生はもちろんご父兄の皆さん、地域社会のみなさん福島県も日本も世界の人類が見守もって連帯の輪を広めてくれています。ご自分のご家族の心配もしながら多くの皆さんが復興に向けて頑張っています。携帯でも呼びかけてください。栴檀会ホームページを活用してください。「終始一貫」「質実剛健」双葉の精神・どんなことがあってもやり抜こうの精神は生きている!!

平成23年4月3日

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

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平成23年3月30日 南相馬小高区に入る

 南相馬市小高区には平成23年3月30日AM11時に到着した。目の前に広がる光景を見て驚きの大きな声を上げてしまった。予想をはるかに超えた惨状なのだ。ここも原子力発電所から20km圏内のため浪江町と同じく、ほとんど人影は見当たらない。大津波は小高駅を超えてはいなかったが、ほぼ小高駅まで到達していた。駅手前の踏切を渡った辺りからの眺めは良好、良過ぎかなた太平洋の水平線まで見えるようだ。6号線と255号線の交差点に立つ案内標識は、ほぼ45度回転し流木やゴミで覆われ案内標識の役目を果たしていない。この辺り一帯はあたかも5月の田植え寸前のようでした。いや、畔(あぜ)のない沼と言った方が理解しやすい。ただ、異なるのは転々と存在する倒壊した家屋やその破片、根こそぎ流された流木や草の塊に覆われていることです。色鮮やかな空き缶やペットボトルが太陽の光に反射する光景は大高原に咲く色とりどりの花のようだ。悲しいことだが水が引け大地が現れた時には数多くの行方不明者が発見されるのではと・・・・。

平成23年4月1日 ST生

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駅東側の小高区上川原田辺り 駅東側の小高区西中田辺り

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平成23年3月30日 浪江町を撮る

 平成23年3月30日、人っ子一人居ない浪江町に入り、地震被害状況をカメラに収めることができた。東北関東大震災後、最初で最後のカメラ撮影になるのか、または日本の高い技術力で福島第一原子力発電所が再び蘇るのか、現段階では分からない。しかし後者であって欲しいのは万民の願いでもある。

カメラは浪江町民が集団避難している川俣より残雪のルート114号線で浪江町に入った。 途中検問があったものの、通過後は人と会うことは一度もなかった。静かな町と言うよりは不気味な気配でした。それは姿形を見せない、無色透明、無味無臭の相手に戦を挑むようでした。私は放射能の知識は余り無い。学生時代トリチュームを線源として残留農薬や殺虫剤の超高感度分析をおこなっていたがレムとかレントゲンと言う単位で被ばく量やエネルギー強度を呼んでいたような気がします。

平成23年3月30日 ST生

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114号線(川俣―浪江)立つ看板 撮るST生

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避難地訪問記 おじま・ふるさと交流館(浪江町民が多い)

 東北高速道路の通行規制が解除された平成23年3月29日浪江町民の避難場所を訪問した。

場所は東京第一原発から30km圏外にあたる福島県川俣町の「おじま・ふるさと交流館」で、当会館は元川俣町立小島小学校。当会館には約360人が避難し、その60%は浪江町民で、他は双葉、南相馬、楢葉町住民他が避難生活をおくっている。避難名簿(3/22現在)は以下をクリックして下さい。 

http://www.town.kawamata.lg.jp/img/20110322hinansyameibo.pdf

平成23年3月29日 ST生

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ボランティア活動に励む川俣高校生 双校OG生と原高・浪高OG生

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双葉高校 緊急連絡ホームページ・校長メッセージ

校長先生のメッセージにある「憧れの双高を失いたくない!!友達と一緒に勉強したい!!」との生徒の悲痛な願いは同窓生、父兄、学校教職員、地元のみなさん一体となった願いです。福島県立双葉高等学校 緊急連絡ホームページから抜粋いたしましたメッセージを掲載します。会員役員はじめホームページをご覧になれない同窓生に口コミでお伝え願います。双高同窓会は何をするの?との声にこたえましょう。

福島県立双葉高等学校の生徒の皆さんへ

 この度の大震災、大津波、そして原子力発電所の事故に遭遇し、厳しい生活を余儀なくされており不自由な毎日が続いています。突然の災害、長期化する避難生活に疲労困憊の日々を過ごしていることと思います。

現在、学校所在地の双葉町が避難指示を受け、学校に入れない状況にあります。双葉高校では、Webページを活用して情報を発信します。

生徒、保護者の皆さんは、今後の学校生活を心配されていることと思います。福島県教育委員会では、避難先の最寄りの高校で授業を受ける「サテライト方式」や通信教育で対応することを検討しています。一つの地域に生徒がまとまっている場合は最寄りの学校の施設を借りて再開することも考えています。また、希望により転学試験を経て県内および県外の県立学校への転学について柔軟に対応してもらえるよう要請しています。

3月23日付けの朝日新聞によると、テニス部の部活動中に被災し、さいたまスーパーアリーナに避難している双葉高校1年生Iさんは、「いつか双高の仲間と一緒に机を並べたい。せっかく入ったあこがれの高校を失いたくない」

 さらに、福島市で避難生活を送る双葉高校1年生Sさんは各地に散った野球部の仲間やクラスメイトとは、携帯電話でメール交換し、「双高の友だちと一緒に通いたい。新たな学校への転入は不安。双高の友だちと卒業したい」と述べています。

加えて同窓会東京栴檀会のWebページには、「終始一貫」「質実剛健」やりぬく力をくれた母校は生きている!!との応援のメッセージ。福島県と遠く離れていても母校を案じ、後輩、保護者の皆さんに心強い励ましの言葉を発信していただいております。

生徒、保護者、同窓生、地域の皆さん、そして教職員が双葉高校に寄せる思いは同じ。辛い日々ではありますが、栴檀の香る学び舎に早期に戻ることを願って、みんなでこの苦難を乗り越えていきたいと思います。

不自由な生活が続きます。夜などまだまだ寒いですので、健康には十分留意してください。

平成23年3月26日

福島県立双葉高等学校長 山ア伊佐夫

「双高 緊急連絡ホームページ」

 学校長から「福島県立双葉高等学校 緊急連絡ホームページ」を立ち上げだとの連絡がありました。

 在校生・保護者の皆さんは以下のページをご覧下さい。

【福島県立双葉高等学校 緊急連絡ホームページ】

 また、電話での問い合わせは福島県立喜多方高校で受け付けております。

受付時間 9:00〜16:00(土日祝日を除く)

福島県立喜多方高等学校

福島県喜多方市字桜が丘1-129

 電話:0241-22-0174

  FAX:0241-23-0947

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「東京栴檀会は双高生と双葉町民と共にあり」

 平成23年3月11日午後2時46分ごろ、三陸沖を震源とするM8.8の巨大地震が発生した。気象庁は数日後、これまでのM8.8から世界最大級の9.0に修正した。関東在住の私たちは即座に福島原発は大丈夫だろうかと思った。次々に報道される津波による惨状は日を追うごとに福島原発の爆発へと変わった。そして私たちも双高は、町民は・・と不安はつのるばかり。ついに3月12日午後3時半ごろ福島第一原発が爆発、同日半径20km圏内の住民に対し、圏外に離れるよう避難指示をだした。爆発は14日午前11時1分に3号機、14日には2号機と続く・・。管直人首相は15日午後「半径20km以上30kmの範囲内の人は外出をしないで、屋内に退避・・」と指示した。後に「30km以内全員退避」と拡大し今日に至っている。

 3月22日、双葉町民が避難している埼玉スーパーアリーナを訪問しました。偶然にそこで出会った「ウォール・ストリート・ジャーナル」の記者と一緒に取材できたので報告します。

 井戸川克隆町長へ、同記者の質問は強烈なものであった。今の気持ちは?政府に言いたいことは?東電には?町の将来のことは?東電で失業する町民について、雇用について?今後の小・中・高等学校の教育について?・・町長の答えは、立場を考え言葉を選び慎重で丁寧でした。

埼玉県に避難できたことについては自分(町長)が直接、福島県知事にお願いし、知事の方から関係の深かった埼玉県知事へお願いし実現できたと話してくれました。最後は埼玉県民はじめ多くのボランティアに感謝すると結んだ。その声はカスレ、ほとんど音声ではなく気管支を通過する空気音でした。しかし、眼鏡の奥には力強いエネルギーを感じました。

また、双高在学2年生および同窓生と話が出来ましたので、写真を添えてアルバム「東京栴檀会は双高生と双葉町民と共にあり」としました。また、ご両人からは東京栴檀会のホームページに写真掲載の賛同をいただきました。


(画像をクリックして他の写真もご覧ください。スライドショーでご覧になることをお勧め致します)

高39回卒(昭和62年)のYNさん 双高2年生のSTさん(野球部3塁手)

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「東北地方太平洋沖巨大地震」災害救援本部設置について

「終始一貫」「質実剛健」やりぬく力をくれた母校は生きている!!

決定事項

1、「東北地方太平洋沖巨大地震」災害救援本部を東京栴檀会におく

災害救援を行う事を決定します。

3月11日に行われた23年度入試の発表が行われ、災害により遅れていた「いわき、双相地区」の合格発表がありました。双高の受験者全員合格です、。22日午前9時から福島県教育委員会教育総務課より発表されました。双高入学の皆様おめでとうございます。また いわき相双地区の皆様おめでとうございます。これで2年生、3年生と名実ともに3学年体制がとれたわけです。県では現在原発の状況にかんがみ県内で存続の方法を考慮中です。三宅島噴火で都内秋川に高校を全寮制で設置した例もあります。

2、「東京栴檀会」ホームページを会員の安否、双葉高等学校連絡事項など窓口を開放する

現在多くの同窓生宅には、すでに何らかの形で親族など1〜3家族と受け入れておられます。

ご自身が親族を流され不明とする悲痛な災難にも負けず、助け合いの精神で皆様が必死に復興に向け戦っておられる姿に敬意を表します。ホームページの例、(栴檀会事務局に志賀泉さんが提案されました〜この際本部会長の避難先を問いかける〜ホームページをみた31回卒の娘さん八神由佳里さんが「同窓会長の娘ですと」〜会長と相談し校長に連絡を取ってもらう〜当面の方針が確立できる。)という循環で同窓会周辺の動きが迅速になり皆様の役に立てるものと思います。「東京栴檀会」をお孫さんにあけてもらって下さい。

3、校長からのお願い

双高が再開できる迄、全国の同窓会会員様で双高生を含む家族を引き取っていただき、父兄は勤めがあれば尚、良いとのことです。(戦時中から戦後の「疎開」の逆の形)をお願いしますとのことです。)また都立高校の受け入れ、全体では2万人、住所変更編入、変更は可能、転校、編入等の動きもあります。 物資は毛布など衣類、食品、トイレットペーパー、おむつ、生理用品などの目録をお願いします。

4、東北地方太平洋沖巨大地震被災者救援双高募金

双高募金「東京栴檀会」口座番号00110-7-763661にお振り込み下さい。3月23日より開始します。振込通信欄に双高募金と入れて下さい。 お手数でも振込代金はご本人ご負担でお願いします。
【振込方法】

様々な義援金の動きがありますが、心の通じる生きた資金としましょう!!

富岡高、翔陽高校、浪江高校、小高商業高校、小高工業高校様に連帯のご挨拶を送ります。一日も早い復興を信じ、共に全校生の入学式ができるまで、頑張ろう!!

=潜龍おこり雲を呼ぶ=

平成23年3月22日

東京栴檀会 会長 鈴木秀夫

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県外の避難受け入れ情報

近接都県の一次避難所設置について(全国知事会ホームページ)

【主に南相馬市民の受け入れ先】

茨城県取手市

〒302-8585 取手市寺田5139

取手市役所 電話0297-74-2141(内1311・1312)

詳細情報

長野県飯田市

〒395-8501 長野県飯田市大久保町2534

飯田市役所 電話0265-22-4511

詳細情報

新潟県三条市

三条市旭町2-3-1

三条市役所 電話0256-34-5511

詳細情報

川崎市 とどろきアリーナ

神奈川県川崎市中原区等々力1-3

川崎市市民・こども局市民生活部庶務課 電話044-200-2256

詳細情報

群馬県吾妻郡東吾妻町

〒377-0892 群馬県吾妻郡東吾妻町奥田39-1

産業課・生活課 電話0279-68-2111

http://www1.town.higashiagatsuma.gunma.jp/www/contents/1300414804085/files/onegai.pdf

【主に双葉町民の受け入れ先】

さいたまスーパーアリーナ

埼玉県さいたま市中央区新都心8

埼玉県庁都市整備政策課 電話048-830-5682

http://www.fukushi-saitama.or.jp/saitama03/volunteer/

【主に富岡町民の受け入れ先】

埼玉県杉戸町

〒345-8502 北葛飾郡杉戸町清地2-9-29

杉戸町役場第三庁舎受付窓口

詳細情報

【主に広野町民の受け入れ先】

埼玉県三郷市 端沼センター

三郷市花和田648-1

三郷市役所 電話038-953-1111

http://www.city.misato.lg.jp/dd.aspx?menuid=4366

【主に川内村民の受け入れ先】

川崎市 とどろきアリーナ

神奈川県川崎市中原区等々力1-3

川崎市市民・こども局市民生活部庶務課 電話044-200-2256

詳細情報

【その他の受け入れ先】

群馬県昭和村「赤城林間学園」

〒379-1203 利根郡昭和村糸井7135

横浜市教育委員会事務局指導企画課 電話045-671-3233

横浜市「たきがしら会館」

〒253-0012 横浜市磯子区滝頭3-1-68

横浜市総務局職員健康課 電話045-671-2065

http://tatsuyasaito.blog2.fc2.com/blog-date-201103.html

さいたまスーパーアリーナ

埼玉県さいたま市中央区新都心8

埼玉県庁都市整備政策課 電話048-830-5682

http://www.fukushi-saitama.or.jp/saitama03/volunteer/

【詳細未確認場所】

足立区 東京武道館

調布市 味の素スタジアム

【その他の情報】

被災者ホームステイ募集

http://www.earthdaymoney.org/

保坂展人のどこどこ日記

http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/

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会長メッセージ

 東北地方太平洋沖地震により被災を受けた同窓会会員ご家族・関係者の皆様にお見舞い申し上げます。
 またお亡くなりになられた方に謹んでお悔やみ申し上げます。
3日目の夜もすぎ4日目の朝を被災地でお迎えの皆様ご大変お疲れの事と思います。
今朝(3/14)のビッグニュースは、福島沖で男性救助、屋根の上 漂流2日間の見出しの記事です。

 双葉町沖の北東沖15キロの洋上で、海上自衛隊イージス艦「ちょうかい」が家の屋根の一部に乗って漂流中の男性を発見、救助した。13日午前11時10分ごろ、津波で倒壊した家屋の廃材や流木の漂う海域で、赤い布を付け竹竿を振っている新川さんを乗組員が発見した。 救助されると、一瞬ほっとした表情を浮かべた。新川さんは、手渡された清涼飲料水を一気に飲み干すと、救難ボートの上で泣き崩れた。「近くを通ったヘリコポターや気づいてもらえなかった。自宅から2本持参した栄養ドリンクの2本目を飲んでしまい、今日が最後かなと思っていた」と、救助した隊員にしみじみと語ったという。

新川さんがんばりましたね。「天明の飢饉」を乗り越えた浜通り、双高の校庭には関東大震災、旧制中学校の先輩が軍事教練を経て戦場に飛びたった足跡が残っています。いままた国難の時原発の事故のヘリポートとして歴史の現場に立ち会っています。 創立90周年になろうとする母校に学んだ友が、故郷の苦難に思いをはせ皆様と共に、「絆」をしっかりと結び立ち上がることを信じています。 私たちは学年幹事や先輩、後輩のネットワークを通じてお互いの安否を確認しております
どこまでも皆様との連帯をのくびきを強固にし希望をもっていきます。

平成23年3月14日

東京栴檀会 会長 鈴木 秀夫

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公式情報へのリンク

福島県災害対策本部(福島県ホームページ)

浜通り方部市町村問い合わせ先一覧

福島県内の避難所リスト

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