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平成24年(2012年)新年総会

平成24年度新年総会報告

平成24年度新年総会スナップ写真

平成24年度新年総会報告


 平成24年度の東京栴檀会(福島県立双葉高等学校同窓会東京支部)恒例の新年総会は、1月21日(土)東海大学校友会館(霞が関ビル35階)で開催されました。

 今年度の参加申込者数は220名を超えましたが、インフルエンザの流行、あいにくの雨と鉄道事故による交通機関の乱れ等が重なり200名前後の参加者になった模様です。

 原発事故により、各地に避難されている会員の方々にも数多くご出席頂き、双高同窓会のひとときが少しでも励ましになれば、主催者一同こんな嬉しいことはありません。

 11時30分の開催予定は、受付の混雑により多少遅れたものの順調に始まりました。

 今年度も、周年学年の会すなわち還暦の会、卒業50年を迎える会、古希祝いの会、喜寿祝いの会、傘寿祝いの会、招待・米寿祝いの会を企画しましたが、卒寿の大先輩にご出席頂いたことは大変嬉しいことでした。

 正確な参加者集計人数は、近日中にホームページ「東京栴檀会」に掲載致します。


 それでは、例年通り順を追って新年総会の模様をお伝えいたします。

 1部総会の司会は、2年目を迎える幹事学年・還暦の会の鈴木孝光副幹事長(高21回)が担当し、これまでにご逝去された会員ならびに東日本大震災で犠牲になられた方々の冥福を祈り黙祷から始まりました。

司会の鈴木孝光副幹事長(高21回)

 開会の辞が佐藤三千雄副会長(高9回)よりあり、続いての校歌斉唱は昨年も京都より参加された岡部正則氏(高19回)と松本清治氏(高26回)の指揮の下、土井晩翠作詞、信時潔作曲の校歌を全員で熱唱致しました。

開会の辞 佐藤三千雄副会長(高9回) 校歌斉唱 岡部正則氏(高19回)(右)
松本清治氏(高26回)(左)

 鈴木秀夫東京栴檀会会長(高12回)の挨拶に続いて、ご招待として本部より出席された小山恒雄会長(高3回)から双高の現状や故郷の状況報告がありました。

鈴木秀夫東京栴檀会会長(高12回) 小山恒雄会長(高3回)

 山ア伊佐夫校長からは母校の現状とこれからの対策が語られましたが、お話を伺って会員一同母校をなくしてはならないという思いを更に新たに致しました。

山ア伊佐夫校長

 時間の関係でお言葉は頂けませんでしたが、招待者はほかに、本部事務局より太田英成氏(高24回)、丸駒温泉旅館社長で双高北海道支部長でもある佐々木金治郎氏(高12回)、小高支部長・志賀浩一氏、浪江支部長代理・佐々木庸太郎氏、大阪在住で日本ウォーキング協会・高橋捷之氏(高10回)、福島県人会副理事長・高島すすむ氏の紹介がありました。

本部事務局 太田英成氏(高24回) 北海道支部長 佐々木金治郎氏(高12回)
小高支部長 志賀浩一氏(高11回) 浪江支部長代理 佐々木庸太郎氏(高12回)
日本ウォーキング協会 高橋捷之氏(高10回) 福島県人会副理事長 高島すすむ氏

 続いて会務報告に移りましたが、東京栴檀会規約第10条により、司会は議長である会長に代わりました。大井和彦幹事長(高18回)による活動報告、中澤嘉樹会計幹事(高18回)による会計報告、大元泰弘監事(高14回)による会計監査報告があり、恙なく了承されました。続いて議事に移り、役員改選、総会・懇親会5月開催についての説明が会長よりあり、質疑応答を経て了承されました。

大井和彦幹事長(高18回) 中澤嘉樹会計幹事(高18回)
大元泰弘監事(高14回)

 10分間の休憩時間を経て2部懇親会へと進み、司会は幹事学年21回の熊川学氏と西山俊幸氏に託されました。

 鏡開きによる懇親会の幕開けとなりましたが、津波で被災し山形県に避難している浪江町請戸の鈴木酒造(双高同窓会新聞第7号参照)より取り寄せた「磐城壽」を、太田長二郎(高3回)、斎藤仁也(高6回)各顧問、学校長、本部会長、東京栴檀会会長に鏡割りをして頂きました。

鏡開き 鈴木酒造「磐城壽」
高1回の大森敬充さん1斗8升寄贈

 乾杯の発声は、先ほども少し触れましたが、いまだ矍鑠とした最年長出席者の大先輩、石田亨氏(中14回)にして頂きました。石田先輩は、めでたくも卒寿を迎えられましたが「原発に負けないぞ」の発声に、政治の貧困と企業の無責任を叱責しているかのようでした。

最年長出席者 石田亨氏(中14回)

 しばしの歓談ののち、宴たけなわの中、同好会より囲碁・持田憲治氏(高10回)、野球部OB会・熊方通氏(高16回)、双葉ゴルフ会・荒川純一氏(高7回)、自然を楽しむ会・高木成幸氏(高13回)の報告がありました。

 続いて、各周年学年の会の代表より一言ご挨拶を頂きました。還暦の会は堀川俊成氏(高21回)、卒業50年を迎える会は大元泰弘氏(高14回)、古希祝いの会は冨澤誠氏(高13回)、喜寿祝いの会は斎藤仁也氏(高6回)、傘寿祝いの会は井戸川妙氏(高3回)の皆様方でした。

還暦の会(高21回) 卒業50年を迎える会(高14回)
古希祝いの会(高13回) 喜寿祝いの会(高6回)
傘寿祝いの会(高3回)

今年度は、残念ながら招待・米寿の会には出席者はありませんでしたが、卒寿の出席者を得ましたので、次年度からは「招待 米寿・卒寿の会」としたいと思います。

最多参加者学年賞の第1位に輝いたのは、古希祝いの会(高13回)の32名、第2位は高12回の20名、第3位は喜寿祝いの会(高6回)の17名でした。

夫婦同伴賞は、鈴木ご夫妻(高12回・高16回)、岡和田ご夫妻(高19回・高21回)でした。

鈴木ご夫妻(高12回・高16回) 岡和田ご夫妻(高19回・高21回)

 アトラクションに移ると懇親会はますます盛り上がり、神田幸子氏(高20回)の日本舞踊は、昨年が「還暦の舞」、今年度は「祝賀の舞」に始まりました。

 くじ引きは、加藤淳子氏(高26回)が担当し、賞品の買い付けからテーブル割りまでサポートして頂きました。アトラクションの最後は、双高東京同窓会新聞に「ルポ 原発立ち入り禁止20キロ圏内を歩く」を掲載して頂いた映画監督の佐藤武光氏(高19回)にお願いしました。

 名残惜しいなか、応援歌斉唱となり再度岡部正則氏(高19回)と松本清治氏(高26回)に登壇を願い、磐城壽の酔いの後押しを得て双高第一応援歌と第二応援歌を声高らかに歌いました。

応援歌斉唱

 閉会の辞は、当会を代表して佐藤和征副会長(高10回)よりあり、震災を乗り越え、来年度の再会を約してお開きとなりました。

佐藤和征副会長(高10回)

 幹事学年・高21回の鈴木孝光、熊川学、西山俊幸各氏の息の合った司会により、定刻に宴を終了することができましたこと、会を代表して厚くお礼を申し上げます。「幹事学年制」が定着すれば、「双高東京同窓会新聞」「ホームページ東京栴檀会」の三本柱の一つとなり、東京栴檀会活動は揺るぎないものとなると確信します。因みに、次年度は高22回が還暦の会に相当いたします。歩み始めた「幹事学年制」の3年目となりますが、高22回の皆様にはお呼びかけをいたしますので、どうぞよろしくご協力をお願いいたします。

 東京栴檀会会員の皆様、東日本大震災とそれに続く人災とも言うべき原発事故により、故郷を離れざるを得なかった同窓生を末永く支えて行きましょう。同窓というこの一点で、集い親睦を深めるのが同窓会活動だと思っております。年に一度の東京栴檀会総会・懇親会に参加し、霞が関ビル35階から都心を眺望し、故郷を思い楽しいひとときを過ごそうではありませんか。東京栴檀会規約第2条(目的)「本会は、関東及びその近県に在住する双高同窓生の関係を緊密にし、同窓生相互の親睦を図り、母校の発展に寄与することを目的とする。」を心に刻み、次年度またお会いできますことを楽しみにしております。

 尚、25年度から懸案でありました5月開催の「総会・懇親会」の予定ですが、会場確保の関係で4月開催になるかもしれません。「総会・懇親会」のお知らせは、開催1ヶ月前には送付致しますので、どうぞご理解いただきますようお願いいたします。

東京栴檀会事務局記

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平成24年度新年総会スナップ写真

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