平成23年(2011年)新年総会
平成23年度 新年総会報告
平成23年度の東京栴檀会(福島県立双葉高等学校同窓会東京支部)恒例の新年総会は、1月22日(土)東海大学校友会館(霞が関ビル35階)で開催されました。11時30分の開催予定は、受付の混雑により15分遅れで始まりました。今年度は、周年行事すなわち還暦の会、卒業50年を迎える会、古希祝いの会、喜寿祝いの会、傘寿祝いの会、招待・米寿祝いの会を企画したためか、参加予定者が144名と多かったのは例年になく嬉しい悲鳴でした。また、平成21年度双高卒業の大学生2名が参加されたことは、久々のことでこれまた大変嬉しいことでした。正確な参加者集計人数は、近日中にホームページ東京栴檀会に掲載致します。
それでは、順を追って新年総会の模様をお伝えいたします。1部懇親会の司会は根本道夫副幹事長(高20回)が担当し、例年通りこれまでにご逝去された会員に哀悼の意を表して黙祷から始まりました。開会の辞が佐藤三千雄副会長(高9回)よりあり、続いての校歌斉唱は京都より参加された岡部正則氏(高19回)の指揮の下、土井晩翠作詞、信時潔作曲の我らが誇りとする校歌を全員で熱唱いたしました。
開会の辞 佐藤三千雄副会長(高9回) | 校歌斉唱 指揮は岡部正則氏(高19回) |
鈴木秀夫会長(高12回)の挨拶に続いて、本部より来賓として出席された小山恒雄会長(高3回)から双高同窓会の近況報告、山ア伊佐夫校長より母校の近況報告がありました。
鈴木秀夫会長(高12回)の挨拶 | 小山恒雄会長(高3回)の挨拶 |
山ア伊佐夫校長の母校近況報告 | 母校近況報告を聞き入る同窓生 |
来賓は他に、本部より太田英成事務局長(高24回)、大阪在住で日本ウォーキング協会元祖・高橋捷之氏(高10回)、故郷より野球部後援会理事長・佐々木英夫氏(高11回)、更にテレビで放映された日本の名湯秘湯第1位に輝いた丸駒温泉旅館社長で双高北海道支部長でもある佐々木金治郎氏(高12回)は遠路はるばる参加して下さり、皆様一人一人が母校への熱い思いを語って下さいました。
太田英成事務局長(高24回) | 高橋捷之氏(高10回) |
野球部後援会理事長 佐々木英夫氏(高11回) | 丸駒温泉旅館社長 佐々木金治郎氏(高12回) |
続いて会務報告に移りましたが、今年度は報告事項のみで審議事項はありませんでした。執行部役員紹介のあと、大井和彦幹事長(高18回)による活動報告、中澤嘉樹会計幹事(高18回)による会計報告、大元泰弘監事(高14回)による会計監査報告がありました。質疑応答を経て、総会終了時間がオーバーしため10分間の休憩時間なしで2部懇親会へと進みました。
執行部役員紹介 | 活動報告 大井和彦幹事長(高18回) |
会計報告 中澤嘉樹会計幹事(高18回) | 会計監査報告 大元泰弘監事(高14回) |
懇親会の司会は大元守氏(高20回)に移り、最年長出席者の大先輩、松本格氏(中21回)による乾杯の発声があり、しばしの歓談となりました。
司会の大元守氏(高20回) | 松本格氏(中21回)の乾杯 |
宴たけなわの中、同好会より野球部OB会を代表し佐久間輝雄氏(高15回)と酒井正人氏(高20回)、双葉ゴルフ会を代表し荒川純一氏(高7回)の報告がありました。
野球部OB会 佐久間輝雄氏(高15回)と酒井正人氏(高20回) | 双葉ゴルフ会 荒川純一氏(高7回) |
続いて、各周年学年の会の代表より一言ご挨拶を頂きました。還暦の会は神田幸子氏(高20回)、卒業50年を迎える会は冨澤誠氏(高13回)、古希祝いの会は佐藤宏秀氏(高12回)、喜寿祝いの会は三浦俊一氏(高5回)、共学女子草創期の会は喜寿祝いの会の学年でもある小塙信子氏、木幡テイ氏、山田玲子氏、宇名根友子氏からご挨拶がありました。傘寿祝いの会の高2回石井圭二氏、石川忠克氏、佐藤亮氏には、東京栴檀会より長寿を祝しての花束贈呈があり、更に三氏のご挨拶を頂きました。今年度は、残念ながら招待・米寿の会には出席者はありませんでした。
還暦の会 神田幸子氏(高20回) | 卒業50年を迎える会 冨澤誠氏(高13回) |
古希祝いの会 佐藤宏秀氏(高12回) | 喜寿祝いの会 三浦俊一氏(高5回) |
共学女子草創期の会 | 傘寿祝いの会 |
最多参加者学年賞の第1位に輝いたのは、古希祝いの会の19名、第2位は卒業50年を迎える会の16名、第3位は喜寿祝いの会の15名でした。神田ご夫妻(高19回、高20回)の夫婦同伴賞は、蘭ご夫妻、原田ご夫妻に次ぐ三組目です。
夫婦同伴賞 神田ご夫妻(高19回、高20回) |
アトラクションに移ると懇親会はますます盛り上がり、神田幸子氏(高20回)の素晴らしい日本舞踊「還暦」に始まりました。続いて、松本孝之氏(高12回)の人生を写した替え歌があり、民謡名人位原田直之氏(高13回、顧問)の新相馬節の歌声には会員一同の手拍子がでるほどでした。
神田幸子氏(高20回)の日本舞踊 | 民謡名人位原田直之氏(高13回、顧問) |
今年度のくじ引きには沢山の景品を送って頂きましたが、景品を寄付して頂いた会員の皆様には本当に感謝しております。
アトラクションの最後に、「指の音楽」で第20回太宰治賞を受賞された志賀泉氏(高31回)からは、同窓会の印象をお聞きしましたが、高校時代の鮮明な記憶力には感嘆いたしました。なお、ホームページ東京栴檀会には「志賀泉さんの写真エッセイ」「新明解国語辞典小説」が掲載中です。
太宰治賞作家 志賀泉氏(高31回) |
名残惜しい中、応援歌斉唱となり再度岡部正則氏(高19回)に登壇を願い、双高第一応援歌と第二応援歌をほろ酔い気分で声高らかに歌いました。閉会の辞は、当会を代表して蘭香代子副会長(高20回)よりあり、来年度の再会を約してお開きとなりました。
応援歌斉唱 岡部正則氏(高19回) | 閉会の辞 蘭香代子副会長(高20回) |
大元守氏(高20回)の名司会により、定刻に宴を終了することができましたこと、会を代表してお礼申し上げます。今年度の新年総会は、高20回の皆様が多く運営に携わって頂き、幹事学年となってご尽力を頂きました。重ねて厚くお礼を申し上げます。「幹事学年制」が定着すれば、「双高東京同窓会新聞」「ホームページ東京栴檀会」の三本柱の一つとなり、東京栴檀会活動は盤石なものとなるでしょう。
因みに、次年度は高21回が還暦の会に相当いたします。歩み始めた「幹事学年制」の2年目となりますが、高21回の皆様にはお呼びかけをいたしますので、どうぞよろしくご協力をお願いいたします。
東京栴檀会会員の皆様、様々な人生を送られ様々な価値観を持っていても、同窓というこの一点で集い懇親を深めるのが同窓会だと思っております。東京栴檀会規約第3条2項にある「本会は、自主独立の会であって、双高同窓会以外の他のいかなる団体の支配・統制・干渉も受けない」のが方針です。年に一度の東京栴檀会懇親会に出席されて、霞が関ビル35階から都心を眺望し楽しいひとときを過ごそうではありませんか。「後輩に夢を、先輩に思い出を」(福岡修猷館高校の同窓会理念)に倣おうではありませんか。
次年度またお会いできますことを楽しみにしております。
東京栴檀会事務局記
平成23年度 新年総会スナップ写真
画像をクリックしていだだきますと大きい画像がご覧いただけます。